退職後の浪費



最高月収が150万円にも達した男性が、70代になって日雇い派遣をしているという記事を読みました。

 

内容を読んでいて、正直創作っぽいなと思ったのですが、アプリで出会った若い女性に貢いだためにお金が無くなったことが理由のようです。

 

創作っぽいなとは思ったのですが、事実は小説よりも奇なり、でして、実際にないとも言い切れない話でもあります。

 




詐欺はある 




実際に、高齢者の方を狙った詐欺というのは多く存在しているわけですし、中にはそんなにお金を詐欺でとられるということはそんなに持っていたということですね、という額の被害にあっている人もいます。

 

会社で役職についていて、他社からのある程度承認もあって、それが退職した後になくなって、そんなときに自分を(金づるとして)必要としてくれる、しかも若い女性に出会って入れ込んでしまったというのは、自分にも起こりえるかもしれないというのは思います。

 

特に、自分に資産があれば多少浪費しても大丈夫だろうという思いとか、そういう余裕を見せつけてやろうという見栄みたいなものがあっても不思議ではないなと思います。

 

後生大事にお金を持ち続けてもそれはそれで意味はないことでもありますので、何かのタイミングで使ってみよう、それは自分の人生にとっての投資みたいなものだ、と思う気持ちもあるかもしれません。

 

さらには若い女性が関わってくるのであれば、男性としては下心も絡んできて、コロっといってしまう危険性はあります。

 

第三者目線であれば、絶対騙されているでしょうという案件でも、本人からすれば自分に限ってそんなことはない、という意識を持つでしょうし、実際にそれまでお金をつぎ込んでしまっていれば、今やめたら今までの「投資」が水の泡になってしまう、という状態になってしまいやすいとも思います。

 

果たしてそれは「投資」なのだろうかというのは冷静になれば思うでしょうが、もう一押しすれば何とかなるのではないか、という下心を巧みに利用されるのでしょうね。

 

私はやったことはありませんが、パチンコなどももうちょっとでアタリが来る、という心理が働くと言いますし、ギャンブルというのは得てしてそうなのかもしれないことを考えると、これは「投資」ではなくて「ギャンブル」なのでしょうね。

 

ギャンブルと考えると、それにお金を注ぎ込むというのは、特に退職後などのキャッシュインが少なくなった状態でのめりこむのは問題ですね。

 

キャッシュインがあればのめりこんでもいいというものでもありませんが。




適切な趣味の大切さ



 

普段の生活から、お金がそんなにかからないけれども長く楽しめる趣味を持つ、というのが精神衛生上も、また金銭面でも好ましいですね。

 

言うは易しで意外と難しい話ではありますが。

 

例えば、私は趣味としてジョギングをしますが、それで半日時間をつぶせるかと言われるとつぶせません。

 

ジムに行くとしても、34時間が限度かなという気が個人的にはします。

 

登山なんかであれば移動時間も含めれば1日がかりですので、もしかしたら可能性はあるかもしれませんね。

 

しかしそれも毎日というわけにはいかないでしょう。

 

今の私ができる範囲であれば、読書やゲームであればある程度は時間がつぶせる気はしますが、どこかのタイミングで、せっかく時間を費やすならば少しでいいからお金を稼ぎたいなと思うような気はします。

 

これまでも何度かブログ記事にしていますが、私は別に働くことが嫌なのではなくて、あくまでも必要以上にストレスを感じながら働くのが嫌なのです。

 

接客業も別に嫌いではありませんし、体力が持つのであれば体力仕事も嫌いではありません。

 

となると、実はわたくしにとって、時間をつぶせる趣味というのは意外とコンビニアルバイトとかも当てはまるのではないかというような気がします。

 

なんだか、今日はアルバイトしたから少しは贅沢してもいいだろうとか言い出して、そのあたりの居酒屋で一杯飲み始めて、収支はトントンなんてことにもなりそうですが。

 

そして、そんなことをやっていると、その居酒屋で出会った女性と会話を楽しんでいるうちに、なんだかころっと騙されてお金をむしり取られる、なんてこともあるのかもしれません。

 

お店の方はあくまでもサービスとして優しく会話をしてくださっているのであるのに、それを個人的な好意と勘違いするなんてことも可能性はゼロではありません。

 

そうやって馬鹿な男は騙されていくのかもしれません。


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