MBA取得後について その1

MBA時代の思い出や経験はまた別の機会に書きたいと思いますので、今回はちょっと飛んで、MBA取得後の話を。

会社を休職させてもらったこと、またそのように当時の上長が会社に掛け合ってくれたことには大変感謝をしておりましたし、今もしています。

今はセミリタイアをしたい、仕事を離れたいと思っていますが、受けた恩は受けた恩です。

ですので、私は会社に貢献するために、復職することを決めていました。

復職後、数年はやめないということも、会社は、口約束程度にしてくれました。

そしていざ復職するにあたり、私に言い渡されたのは、全く土地勘のない部署、仕事でした。

海外ともやりとりが発生する部署で、英語ができる人材を欲しがっていたというのもあった様です。

幸運だったのは、すでに昔に面識のあった人が同じ部署にいて、人間関係を全くのゼロからスタートしなくてもよかったことです。

一方で、仕事はほぼゼロべースで、業務特徴から、MBAで学んだ知識は基礎の基でしか使えませんでした。

逆に、関連業務でしか使えないような、特殊な知識を新たに身に付けることになりました。

この部署での仕事で不思議だったのは、数字で組み立てても、それが正しいのかどうかは誰も分からないことがあるということでした。

つまり、予算化をする際に、結構緻密、恐らくそれが正しいのだろう組み立てをするのですが、実績管理をしようとした際に、予実差違要因がわからない、ことが多々ありました。

分析をしようとしても分からないのです。

確実に、予算を組み立てる際か、実績管理をする際に、なにかが間違っているはずなのですが、それが誰にもわからない、という状況です。

システムが数字を弾き出しているので、数字自体は正しいと思うのですが、なぜか実態がわからない、そんな不思議な数字が出てきます。

これをどう精緻にやるのか、そんなこと、MBAでは絶対に学びません。

実務をやる中で、なにが間違っているのか、足りないのか、考えねばなりませんが、それは実務の中にしかヒントがありません。

都度、改善は試みましたが、最後までわからないことはわからないまま、そんな感じでした。





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