イギリス人からの学び




引き続き、なかなか暑い日が続いております。

 

イギリスに住んでいるイギリス人の友人が日本に旅行にくることになり、夕食を共にする機会がありました。

 

そんなに高くはないけれども、カウンターでも食べられるお寿司屋さんに一緒に行ったのですが、嫌いなもの・食べられないもの以外は基本的に注文は任せるということで、注文を任されました。

 

そんなにバカ高いものは頼みませんでしたが、お酒類に始まり、一品もの、刺身系、そして握りとまあ一通りは楽しみまして、ではお会計をというところでレシートをもらいました。

 

決して安くはない金額ではありました。

 

しかし、そのイギリス人曰く、あれだけ飲み食いをして非常に安い、ロンドンなら2倍以上は取られる、ということを言っていました。

 

日本は暑くて、湿気が多くて、非常に過ごしにくい、また電車の路線はよくわからない、とは言っていましたが、物価はかなり安いと驚いていました。

 

航空券代は決して安くはないということでしたが、いざ日本に来てみるとホテル代も含めて物価は非常に安い、そのうえでサービス品質は高いと驚いていました。

 

あと、道行く車が非常にきれいだとも驚いていまして、特に、工事用トラックやバスなんかは、そんなにきれいである必要があるのか、という疑問を抱くくらいきれいだと思ったようです。

 

恐らく毎日、洗車しているんだよということを伝えたところ、外見は汚くなるのが普通できれいにする必要はないのになあと結構不思議そうにしていました。

 

さらに不思議そうにしていたのは、マンションの横幅の狭さでしょうか。

 

あのマンションはすごく狭く見えるが、あれはどういうことなのかと質問されて、あれは単身用のマンションで、ホテルのシングルルームくらいの広さしかない、私も独身時代はああいうマンションに住んでいたよ、というように答えました。

 

日本人からしたら東京都内は家賃も高いんだ、と伝えましたが、ロンドンの不動産価格を知っているその人からすれば非常に安い価格のようでした。




いい国なんだな


 


改めてですが、気候は不快に感じているようで、決してすべてが満足ということではないみたいなのですが、それさえ除けばかなりいい国だなという印象を抱いたようでした。

 

10数年前に我々が東南アジアの国に旅行に行った際に抱いていたような印象をその旅行者の人は抱いたのでしょうか。

 

治安の良さや町のきれいさという身では、それ以上のプラスの印象を抱いたのかもしれません。

 

政治の状況や経済の状況など日本には課題もあるという話についても、そんな話はレベルの差はあれどどんな国にもあるし、すべてが完ぺきな国なんてのはどこにもない、ということも言っていました。

 

とかく日本人の我々は、自国のことを少し卑下したような形で表現することが多いですし、まあそれが一つの礼儀のようにもなっているような気がしますが、その人の言葉からは、課題がある状況を良いとは言えないけれども、課題が明らかならその解決に向けて何とかすればいいのだし、どの国にだって課題はあるのだからという非常に客観的な指摘なのかなという気はしました。

 

日本人の場合は、政治に課題があるからと実際の課題解決のための行動には結び付きにくいというのはあるのかもしれませんけれども、あれがダメ、これがダメ、と日本人自身が思うほどには日本は悪い国ではないし、自分たち次第でまだまだ良くなる可能性はあるのではないかと思われたのかなと感じました。




気温は心配


 


しかし、今の暑さは本当にすごいですね。

 

気温が30度台後半が当たり前の暑さになってきていますし、さらに蒸し暑いので、ずっとサウナの中にいるような状態です。

 

知らぬ間に体力が削られていくということもあると思いますし、水分補給や栄養補給をしっかりとして、無理せずに過ごしていきたいところですね。

 

あと、子どものときの気温を鑑みるに、今後さらに10数年後にどんな気温になってしまっているのかが非常に気になります。

 

私も体力が落ちれば、さらに高い気温がしんどいということがあるでしょうが、何よりも自分の子どもがどんな環境の中で生活をしなければならなくなるのか、非常に心配です。




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