お金持ちになる方法



帰省中に甥っ子から、どうすればお金持ちになれるのかを質問されました。

 

一緒にお風呂に入っているときだったのですが、お金に興味があるようで、お金持ちになりたいということでした。

 

甥っ子のお父さんは、話を聞く限りかなり仕事のできる人で、会社での信頼も厚いのだろうと思う方なのですが、働いている業界が成長業界ではなく、年収はどちらかと言えば低めだと思います。

 

会社の中での役職で言えば、私の方が低い職位なのですが、年収で言えば私の方が上なのは間違いないと思います。

 

そもそも今の会社で出世街道に乗っていると思いますが、業界を変えても活躍できる方だと思いますし、もしも年収を上げたいと思うのであれば、業界を変えて転職をすればいいと思いますが、今の会社や仕事がとても好きでやりがいがあるということで、転職というのはあまり考えていないと思われます。

 

つくづくですが、年収というのは個人の能力だけでは決まらない、ということを思います。

 

しかしながら、そんなことを甥っ子に全部正直に伝えるわけにもいきませんので、大きな趣旨は伝わるように、しかしながらなるべく直接的には言及しない形で、いろいろと話をしました。




何を話したか


 


そもそもお金持ちになりたいというのはどういうことなのか、お金をたくさん稼ぎたいということなのか、資産をたくさん持ちたいということなのか、というところから、ちょうどお風呂に入っていたということで、蛇口から出るお湯ととお風呂の栓からの排水を例にして、どうやればお湯がたまっていくのか、などなどいろいろと話をしました。

 

しかし結局結論としては、いずれにせよまずはたくさんのキャッシュインを得ることが大切なのではないかという話になり、そうなるとそれができる可能性をどうやって高められるかを考えるのがいいということになりました。

 

大谷翔平選手みたいな能力があればプロ野球選手としてそのようなキャッシュインを得ることが可能でしょうし、YouTuberとしての能力があって有名な人たちもたくさん稼いでいるのだと思いますので、もしも自分にそういう能力があると思うのであればそういう道に進むのも選択肢の一つとしてはあり得るという話もしました。

 

ただし、そのような道で成功できるのは本当にひと握りで、能力があるだけでも長続きしないかもしれない、能力に加えて努力をし続けられないといけない、さらに言えばもしもその道で成功できなかった場合にはたくさんのキャッシュインを得ることが難しくなるかもしれない、というような話をしました。

 

どういう道に進んだ場合に、どれくらいの年収の期待値があるのかということを計算したことはないですし、そんな計算ができるのかどうかも分かりませんが、非常につまらない話ですが、会社員で働くということを前提にした場合には、一番堅実なのは勉強を頑張っていい大学に入って卒業するということなのではないかという話になりました。




学歴は可能性を広げてくれる

 

 



日本は学歴に価値の重きを置きすぎているという話もありますが、決してそれは日本に限った話ではないと私は思っています。

 

なんだかんだで、私の知る限りでは先進国と呼ばれる国では学歴は圧倒的に大切で、それがなぜかというと学歴によって可能性が広がる、選択肢が広がると思っているからです。

 

このブログでも何度も述べていると思いますが、学歴が全てにおいて優先されるわけではありませんし、十分条件なわけでもありません。

 

ただし、人生の選択肢を広げる手段という意味でかなりの力を持っていると思っています。

 

もちろん、親が有力企業のお偉いさんであるとか、何かしらのコネがあるとか、そういう前提条件があれば、学歴の差を乗り越えていい企業に入れるとかそういうことはあります。

 

ただしそういうコネがあったとしても、そのコネが使えるのは特定の業界や企業においてのみで、また別の業界や企業で働きたいと思った場合には使えないコネになってしまいます。

 

そして、そういった場合には、学歴の方が判断される材料になりやすいということがあると思っています。

 

企業の採用担当者に良い第一印象を与えるという意味でも、学歴というのは大切になってきます。

 

だからといって勉強ばかりをしていればいいという話ではありませんし、学生時代には勉強以外にも経験しておいた方が良いこと、時間を費やした方が良いことはいろいろとあると思います。

 

というような話をしていましたら、ではどうやっていい学校に入ればよいのか、どうやればその良いと思われる学歴を手にすることができるのかという話になりまして、それはもうコツコツと勉強をするしかないよね、という非常につまらない話になってしまいました。

 

我ながら、ちょっと現実的過ぎて夢がないよな、と反省しましたが、別の機会に同じことを聞かれても、同じような答えをするのではないかと思います。

 

自分自身、学歴で得をしているなと思うことはやはりこれまでの人生でありますから、実感としての思いを持っています。

 

 

 

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