災害への備え

 



南海トラフ地震の注意報が出されましたが、それが解除されようとしています。

 

いつかは分からないが確実に来ると言われている南海トラフ地震ですが、被害にあわれた方もいる中では非常に不謹慎な言い方にはなりますが、人々への注意喚起をするという意味では注意報を出すということは非常に意味があると思いますし、たとえ解除されたとしても危険性がなくなったというわけではないということを一人一人が認識する必要があると思います。

 

この期間に日本を訪れようとしていた海外からの旅行客の人で計画を変更したという人もいるということです。

 

夏休み期間ということで、少しはリラックスをして過ごしたい、楽しい気持ちで過ごしたいと思うのが自然な気持ちですし、そんな中で注意報が解除されるのはいいニュースではありますが、完全に危険が去って安全になったわけではありません。

 

地震の場合は、地震そのものの被害の他にも、付随して火災、津波、浸水、インフラ被害などいろいろと被害が発生して、被災という意味では長期化する可能性もあります。

 

被災地域が大きくなれば、その分救援対応が遅れる地域も出てくると思います。




備えることしかできないが


 


残念ながら、例えどんなに準備をしたとしても、危険性がなくなるわけではありませんが、そうであっても備えをしておくことで危険性を減らせる可能性があるのも間違いないと思いますし、一人一人が備えをしておけば、いざとなった場合でも助け合いながら困難を乗り越えやすくはなるのではないでしょうか。

 

とは言っても、常に気をはってピリピリしているのも精神衛生上はよくないとは思いますが。

 

私の子どもなんかは、まだ地震とはいったい何なのかがよくわかっておらず、地震を体験してもなぜ揺れているのか、素朴に質問をしてきます。

 

そんなのを目にしていると、ああ本当にまだ何もわかっていないのだなと思いますし、絶対に一人では逃げるなんてことはできないだろうなと思い、少し怖くなります。

 

子どもだけではなく、体の不自由な方、誰かの手助けが必要な方なんかも、いざとなった場合には非常に困難な状況に陥ると思います。

 

誰かを助けて自分が犠牲になるのは美しいことではありますが、まずは自分自身を守りながら、余裕があるのであれば他人にも優しくするという心構えでいいのではないかと思います。

 

しかし、自分の子どもについてはまず優先してあげたいなと思うのが正直なところで、それは理屈ではない部分ですね。

 

とはいっても、前述したように子ども一人ではどうしようもないのは事実だと思いますし、何か非情時の決め事をしたとしても分からないでしょうし守れないだろうと思いますから、なんとか親も無事でなければならないのですが。

 

災害は忘れたころにやってくるとは言いますが、今の日本では毎年のように何らかの災害が起きており、被害にあっていないのは運が良いからくらいの頻度で大きな災害を経験しています。

 

夏場ということで、また台風もやってきていますし、大雨や洪水の危険性もありますので、決して油断はできません。

 

早く資産をつくって、悠々自適に暮らしたいと思ってはいますが、たとえそうやって暮らしていても災害から逃れることは簡単ではありません。

 

今後、日本での災害発生の危険性が高まることはあっても、著しくゼロに近づくことはないと思われますので、資産を作ったからといって安泰に暮らせるということの保証にはならないかもしれませんね。

 

まあ、資産があるから安泰なんてことはどこの国に暮らしていてもないのだろうとは思いますし、資産を作ればいいという話ではないことは百も承知ではありますが、自分自身の意識として、生きていくにあたっていろいろなことを考えていかないといけないということを改めて認識する機会にまたなったかなという気がします。



 


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