プロ野球の戦力外通告の時期になってまいりました。
まだまだ年齢も若い選手でも戦力外通告を受けていますし、中にはまさかと個人的には思うような選手もいます。
厳しい世界ですので、素人から見ればまさかでも、プロの目から見れば妥当というようなケースもあるのでしょう。
このプロ野球の戦力外通告には以前からも何度か振れたことがあると思うのですが、本当に厳しい世界です。
会社員との違い
日本企業の会社員であれば、会社そのものが順調であれば、基本的には能力云々で首を切られることはありません。
プロ野球の場合は、1チームで支配下登録できる人数は何名までが上限ですよという決まりがありますので、新しい人がチームに入ってくれば当然にそのあおりを受ける人が出てきます。
会社であれば、従業員数は無限に増やすことも理論上は可能ですので、プロ野球チームとそもそもの前提は違いますが、異動による配置転換や出向にとどまるでしょうし、給料が下がることはあっても、いきなり野に放り出されるということはあまりありません。
もちろん中には、戦力外通告をある程度覚悟をしている人はいるとは思いますが、まさか自分がというような人ももちろんいるでしょう。
安定した会社の会社員であれば、ある程度、来月はお給料がこれくらい入って、ボーナスはこれくらいでというのが何となく想像できて、実際にほぼその通りになります。
子どもの怪我で考える
今回、子どもがケガをした際、実は津々浦々、いろいろな病院に駆け込みました。
その病院病院でお金もかかりはしましたし、移動やらなんやらでもお金がかかりました。
子どもの健康のためであれば全く惜しくはなかったのですが、なによりも、自分がしっかりと資産形成をしてきているので、多少お金をここで使おうが何も問題ないというように強気に思えたというのも事実です。
セミリタイアをするためにお金を貯めていたことで、お金の面では心に余裕がありましたので、それは親のエゴかもしれませんが、お金のことは何でもいいから、なるべくいい治療を受けさせてあげたいという思いを元に行動することができました。
そして、そういう心の余裕を持ちながら行動するためには、ある程度働きながら安定したキャッシュインがあることもまた重要なのだなということを実感しました。
そういった意味では、セミリタイア生活では健康が何よりも大切なのだろうと思ったのと、子どもがいて手がかかるうちはセミリタイアをしない方がいいのではないか、とも思いました。
今現在、資産があるということも大切なのですが、多少ここでその資産を使っても何も問題ないという心の余裕があるのとないのとでは大違いだと思うのと、何よりも子どもの健康のためにお金をけちるなんてことはしたくない、というのがあります。
もちろん、子どもがいてもセミリタイアをしている方はいらっしゃるでしょうし、それが間違っているとも全く思いません。
ただ私の場合は、会社員である限りはなかなか戦力外通告を受けないのですから、であれば、なるべくそこで働いてお金を稼ぎながら、子どもを育てていくという選択肢があっているのではないか、と感じました。
自分の幸せのためにセミリタイアをするのはいいのですが、そのために誰かを不幸にしてしまうのはちょっと違う気もしますから。
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