世界が混沌としてきた

 


 

ロシアとウクライナの紛争、イスラエルとハマスの紛争、さらにその裏にうごめく色々な思惑。

ロシアとウクライナの紛争が始まった時点で、これから第三次世界大戦がはじまるのではないかと言われていましたが、イスラエルとハマスの紛争も始まったことでさらにその危機が高まるのではないかと言われています。

そんな中、ロシアが包括的核実験禁止条約の撤回を発表し、核実験の再開が可能になるなど、世界情勢は大変混とんとして来ています。

世界各国の首脳やその周りを固める人は頭のいい人たちでしょうから、何とかして落としどころを探っているのではないかと思いますが、素人目にはどうやって収めるのだろうか、というくらいまで混乱が拡大しているのではないかと思っています。

もしも第三次世界大戦なんてことになれば、仕事の悩みなんて非常にちっぽけなものに思えますし、何なら仕事なんてやっている場合じゃないくらいの状態になるのではないかと思っています。

実際には、何とか頑張ろうと、淡々と仕事を続けるような気もするのですが。



正常化バイアス?



そう考えると、大変奇妙なものですね。

たとえ今は混乱していても、いつかは正常に戻るだろうから、今すぐにすべてを投げ出すわけにはいかない、という思いがあるのでしょうか。

思えば、3.11の大地震の際も、原子力発電所からの放射能被害が拡大するかもしれないと、沖縄に移住を決めた家族がいるというようなニュースに対して、賛否両論の声があったように思います。

一方は家族の健康や幸せのためにはいい決断だという声であり、一方はそこまですることはないのに、パニックになっているんじゃないかという声です。

正直なところ、これに関しては何が正しかったのかというのは分かりません。

例えば、沖縄に移住したことで仕事が見つからずに貧困にあえいでいるとした場合、確かにその状態は望ましいことではないのでしょうが、リスク回避を決断した決定そのものが間違っていたのかとまでは言えないのではないかと思います。

この場合は、結果として、改めて振り返った時に、こっちの選択肢の方が良かったかもね、という評価はできますが、意思決定そのものが間違っていたということは言えないのではないかということです。

もちろん、明らかにこの意思決定は間違っている、と判断できる場合はありますので、何でもかんでも意思決定の正誤は決められないということでもありませんが。



自分はどうだろう



果たして今現在の、この混とんとした世界情勢において、私がどういう意思決定をするのかというのも試されているような気もしますが、意外と思い切った決断はしないのではないかとも思っています。

子ども第一、子どもの命が第一、に考えたいとは思っておりますが、極限状態に置かれた場合にどういう判断をしたらいいのかは迷うだろうなと思います。


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1 件のコメント:

  1. 決定の正しさなどほとんど結果論だろうな。その時にはだれもわからないんだよ。

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