窓際族の幸せ



 

ネットでいろいろと読み漁っていると、嘘か本当かは分かりませんが、大企業のいわゆる窓際部署で仕事らしい仕事もせずに安定した給料を得ている、という人の書き込みを見かけることがあります。

 

作り話かもしれませんし、嘘か本当かは分からないのですが、誰にでもやれるようなすごく簡単な仕事だけが割り振られて、昇進することもなければ首になることもないような状態で長年勤めている、しかもそこそこの給料をもらっている、というような感じです。



ありえなくはない

 


決してそういう人ばかりではないのは当然ですが、そういう人が会社に何人かいても不思議ではないよなということも思います。

 

特に大企業になると、そもそも人の数が多いですし、その中で全ての仕事に意味を持たせてマネジメントするなんてことはそもそも無理な上に、仕事ができない人は普通に存在しますから。

 

この日と何の仕事しているんだろうなという人は大きい会社になればなるほど存在するのでしょうし、窓際部署というのも発生しやすいでしょうし、その上で簡単に解雇するわけにもいきませんから、仕事もほどほどに安定した給料を得る人がいたとして、レアなケースであったとしてもおかしくもないかなと思います。

 

ある種の勝ち組です。

 

まあ、暇すぎるとそれはそれで脳がとろけるというか、苦痛に感じる場合もありますので、本人の適正なんかも大切にはなってくるとは思いますが、もしも苦痛に感じないのであれば安定したお給料をもらえる暇な仕事というのはかなりの勝ち組です。



そもそもの部署の差

 


またこれは極端な例であったとしても、部署によって業務の難易度やストレスの大きさ、その種類も違ってくるのは当然でしょうし、同じようなお給料でありながら心身への負担は全く違うなんてことは普通にあり得ると思います。

 

もちろん、いわゆる花形部署と呼ばれる部署の方が、業務が難し目でストレスも大きくて、ということにはなって、その反面で出世しやすいということもあるのでしょうけれども、仕事だけが人生ではないと考えると、そういう部署に所属するだけが勝ち組というわけでもありません。

 

目立ちはしないけれども大切な仕事というのは存在しますし、そこに誇りをもって励んだ結果スペシャリストになれば、そこそこのストレスはあるとはいえ、周りからも信頼されながら楽しんで仕事ができるということはあり得ます。

 

暇すぎる窓際部署の仕事に楽しさがあるのかどうかというと、これも心持ち次第ではあるでしょうが、なかなか楽しみを見出すのは難しいというのが正直なところではないでしょうか。

 


楽しいかどうか



仕事を楽しめるかどうか、というのはかなり大きい点であると思いますし、もしも仕事が楽しければ、私のようにセミリタイアを目指す、なんて必要はそもそもないと思います。

 

そういう意味では、もしも窓際部署で安定したお給料をもらいつつ、仕事を楽しむこともできている、というのが勝ち組であると言えるのでしょうね。

 

もしもそんな人がいるのだとしたら、本当にうらやましい限りです。



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