未成年飲酒と不祥事




とある名門大学のアメリカンフットボール部の部員が、部に所属しているとわかる服装時、または部の活動中及び、その際の登下校中の喫煙飲酒を禁止する、という部内規定に抵触したとして、退部処分になり、部も活動停止になったそうです。

 

中には未成年で飲酒をした部員もいたということですし、当初は対象者を退部としたうえで、対象外の部員のみで活動は継続するという方針を取ろうとしていたところ、大学側からNoが突き付けられたとのことです。

 

過去にも不祥事を起こしたことがある部のようで、そういうこともあって厳しい処分が下されたものと思われます。



何が起きたのか?

 


たしかに、ニュース記事を読む限りは、活動継続を探っていた中で、部内で今回のことを少し隠ぺいをするような発言があったとか、そもそも未成年飲酒があるのに処分が軽くないのかとか、過去にも不祥事があったなら不祥事に対してのとらえ方が軽い、自浄作用のない部なのではないかとか、そういうネガティブな部分も読み取れます。

 

まったくもってけしからん、というのは簡単ですし、確かに擁護できることは何もないのですが、一方で過去の自分の経験を踏まえると、かわいそうだなあ、という感情を持つというのも正直なところです。

 

もちろん時代は違うでしょうし、そもそもが良くないことでもあって、何一つ誇らしげに言うことでもないですが、我々が大学生の時代を振り返ると、未成年でも酒飲んでいる人が大多数だったよね、と思うのです。


部内規定とかはなかったですが。

 

最近では、飲み屋さんで年齢チェックが行なわれるみたいな話も聞きますが、私の学生時代、4月は大学近くの飲み屋さんは基本的に新歓コンパの名のもとに予約でいっぱいでしたからね。

 

あんなの、未成年飲酒で一網打尽にできますよ。

 

今の時代がどうなっているのかは知りませんし、もちろん、むちゃな酒の飲み方をして死に至る人もいて、それは避けなければならないことであることに全くもって反対の余地はありません。

 

どこの大学のどの部に所属しているのかがわかる格好で、お酒を飲んで、周りに迷惑をかけると、自分たちの部だけではなく大学全体に迷惑をかけるというのもありますし、そういうことをするなという部内規定があることにもなんの反対もありませんので、処罰されるのは仕方がないなと思いますし、大学側としたら厳しい態度を取らざるを得ない事情があるのも良く分かります。

 

その一方で、自分のことを思い返すと、部活名を名乗った上で新歓コンパをしていた自分は、自分の友人たちはいったい何なのだろう、と思ってしまいます。

 

いや、未成年飲酒はよくない、という論調もよく分かりますよ。

 

でも、ほとんどの人がなんだかんだで未成年飲酒をしていたでしょう?とも思いますので、自分のことを棚に上げて、正論だけでたたいているのはなんか違うんじゃないですかね?とは思うんですよね。


人の人生がかかってくると、そうも言ってられないのもわかりますが。

 

 


にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

0 件のコメント:

コメントを投稿