仕事をしていると、誰かと誰か、あるいはある組織と別の組織との間に挟まれることが多く、時には調整役として動かねばならないのですが、調整役として動いたら動いたで、なぜこっちの味方をしないんだ、と不満をぶつけてくる人もいます。
いやいや、私は別に、あなたのやりたいことを100%かなえるために味方として動いているわけではなくて、最善策はなにかを自分なりに考えながら調整をしているだけですよと思いますし、文句があるなら直接に相手方とやり取りしてくれればいいのにと思うのですが、それはそれでしようとしないので、なんだか文句を言われっぱなしになってしまいます。
個人的に、基本知識しかない専門技術やプロセスについて調整役として間に入っているので、自らが何かを具体的な形としてやり取りをすることは難しいのですが、そうではあっても、双方がどういうところで折り合っていないのか、ということは見えますので、もしも相手方に納得してもらいたいのであれば、こういうことをちゃんと伝えた方がいいですよ、こうすればもっと相手方の理解が進みますよ、というアドバイスもするのですが、そういうのはあまり対応してくれません。
まあ、それは私がそういう専門技術やプロセスに詳しくないからこそ言えることなのかもしれませんが、もしも私が誰かに何かを納得してもらおうと説明をする際には、相手方に伝わりやすいこと、相手側にもメリットがあることを目指しますが、そういうのをせずにただ意見を相手に受け入れてもらいたいというのでは、ただのわがままだよなあと思います。
私が自分なりに整理できることであれば、要するに、これをやるとこうなるので、みんながハッピーになれる状況が作れるということですよね、という展開もできなくはないと思うのですが、そもそもそこのそれをやったらどうなるの?を私が良く分からない以上、それを明確にしてもらえないと、私も良く分かりませんが、あの人たちがやりたいみたいです、という話しかできません。
それって実は何の説得力もないことなんだけれどもな、ということを分かってもらえないのがつらいところです。
それで、私が味方になってくれないって怒られてもどうしようもないんだけれどもなあと思います。
私は常に味方じゃない
そもそもが別に無条件に味方になるわけではないですし、全体から見て正しそうな意見を採用して進めたいだけですので、私が納得していないことについて誰かを納得させようとは思いませんし、たぶんそんなことは無理です。
そういう人に対しては、相手が理解できないのは相手のせいだという姿勢があるのではないかなという風に思ってしまい、単純によろしくないなと思ってしまいますね。
まずは私が味方になれるように私を説得できますか?とも思いますが、そんなこと直接言ったら炎上案件ですから、うまく伝えられるよう四苦八苦しています。
他の人は一体どううまく振る舞っているのでしょうか。
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