楽しそうに生きているように見える他人



 

人生を楽しく生きていそうな人を見ると、とてもいいなあと思います。

 

妬みということではなくて、ただ、いいなあ、という感じです。

 

私も別に、楽しんでいないわけではないですし、むしろ楽しんでいる方だと思うのですが、それでも限界はありますし、まあないものねだりというか、他の人には他の人なりの苦しみや不安もあるのでしょうし、決して私から見て楽しそうに生きている人が能天気に生きているわけではないと思いますし、ある人から見れば私もまた楽しそうに生きているのだと思いますが。



不満や不安の根源

 


他の人は楽しそうに生きているようでいいなあ、というのは、自分はそうじゃないと思うから感じているのだと思います。


そうすると、果たして私は何を不満や不安に思っているのだろうか、ということが気になってきます。

 

冷静に考えて、決して恵まれていないわけではないですが、自分は楽しそうに生きているとは思っていなくて、その原因があるのではないかと感じます。

 

いったい何が解消されれば、私は満足するのか、が分かれば、そうなるようにすればいいわけです。

 

というように考えてくると、なんとなくですが、私が抱えているのは不満や不安の正体は、けっしてこれだというように明確に示せるものではなくて、あくまでも漠然とした現状への不満と未来への不安、としか表現できないのではないかと思ってしまいます。

 

つまり、どこまで行っても解消されない性質のものであって、ある種、うまく付き合っていくしかない類のものなのではないかと。

 

もちろん、パワハラ気味の上長は嫌だ、とか、面倒くさい仕事ばかり押し付けてくるあの部署が嫌だ、とか、そういうのは確かにありますし、もしかしたら一時的にはそれも解消できるかもしれませんが、人生を過ごしていく上で、あるいは会社で働く上では、恐らく今後もそのまま、あるいは形を変えて出会う可能性のある要素なのではないかな、と思います。

 

今、手元に1億円が手に入ったとして、ならそれらの今気になっていることが気にならなくなるかと言えばそんなこともないでしょうし、もしかしたらそうなったとしても、今度は別のことが不満、不安要素になってくる可能性があります。

 

人生でやりたいこととかがはっきりあれば、それを目指している間は多少和らぐのでしょうけれどもね。

 

人生の目的がないのがダメなのでしょうか。

 

短期的なものでいいので、これを達成するぞとか、何かあればまた心持ちが異なってくるのかもしれないですね。

 

 


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