悪夢の話




最近寝ているときに、月に1回くらいは決まって似たような不穏な夢を見ます。

 

不穏な夢と言っても、若いころにかなえたかったことで、もう手に入りそうになっていたのに手放さなければならなかったことに関する夢を見るのです。

 

恐らく自分の中では、あきらめたと思っているとはいえ、心の底ではあきらめがついていないのだろうと思いますので、そういう気持ちが反映された夢を見てしまうのでしょう。

 

できるのであれば、そのかなえたかったことがかなっている夢を見せてくれたらいいのに、かなわない夢を見てしまって、心が押しつぶされそうになりながら夜中にはっと目が覚める、というようなことが起きるのです。

 

若かりし頃の後悔の思い出というか、かなえられなかった思いを今になっても夢で見せられるのですから、私本人としてはたまったものではないのですけれども。

 

多かれ少なかれ、ほとんどの人が、いまだに心のしこりとして残るような、そのような経験を持っているのでしょうか?


後悔か心残りか


 

今の生活が幸せであるかどうかというのとは関係なく、ただ、過去の経験への後悔の念が自分の中にあるのでしょうかね。

 

やりたいことがあるならば今からまた頑張ればいいじゃない、という声もありそうですが、そういう類の話ではないので、過去に戻れない限りは実現はできないんですよね。

 

今から何かをすればまた実現ができるということであれば今からまた頑張るかで努力もできるのでしょうが、そういうわけでもありませんので難しいところです。

 

別にこの10数年ずっとそういう夢を見てきたわけではなくて、本当にここ最近そういう夢を見るようになったので、何かしらのきっかけというか原因みたいなのはあったのかもしれません。

 

逆に考えると、他にもいろいろとかなえられなかったこととか、失敗したことというのはあるのですが、そういう関連の夢を見ないということは、それらについては心の片隅にも残っていないような、自分の中でもしっかりと消化ができていることなのでしょう。

 

もしそうだとするならば、いまだに夢に出てきてしまうということはそこまで本気で自分がかなえたかった数少ない願いだったのかなという気がします。

 

そういう経験があるというだけでも、本気になったことがあるという意味ではもしかしたら幸せなことなのかもしれませんが、あまり大っぴらにもできないだろうなと思うことなので、一人で抱えつつ、うまく付き合っていくしかないのでしょうね。

 

 


にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

0 件のコメント:

コメントを投稿