バレンタインデーの思い出




バレンタインデーですが、私の場合は男子校ということもあり、あれ、机の中にチョコレートがある!みたいな経験はしませんでした。

大学生時代に彼女ができて、バレンタインデーのたびにチョコはもらいましたが、最初は手作りだったのが、2年目からは市販のものとなり、世の無情を噛み締めながら、男子校時代に培われた女性への幻想が現実的な方向に修正される経験ともなりました。

一番嬉しかったのは、社会人時代にまだ付き合うまでは行っていなかったけどデートもしていた女性に、皆の集まりがあるからと、バレンタインデーの前か後ろかで顔を合わせる機会があり、その帰り際に、これあげる、とチョコレートをもらったことです。

チョコレートの箱についた英語のタグの意味を考えながら、いや、これは売り物だからもともとついていたものだよな、とか、いやもしかしたら特別につけてくれたのだろうか、なんて思考をこらしながらいろいろな想いを巡らせていました。

結局、その人とは残念ながら別れてしまいましたが、かなりドキドキした経験をくれたと思います。

社会人になったら、最初に配属された部署では、バレンタインデーにはフロアの女性社員一同、みたいな感じでチョコレートが配られるので、そのお返しを考えて買い出しに行くのも私の仕事でした。

デパートや人気のスイーツ店に行き、大量のお返しを買って、抱えて帰ったのもいい思い出です。

最近はコロナもあってそういうやりとりはなくなりましたが、コロナ前でももうそんな大規模なことはやらなくなっていたと思います。

そう考えると、新入社員時代はまだ古い体質、わかりやすくあえて表現すると、昭和の体質が残っていたのかなぁなんて思います。

まあ確かに、無駄と言えば無駄ですよね。

プレゼントをもらったら嬉しいですし、コミュニケーションという意味では効果はあるとは思いますが、負担がかかっている人もいるでしょうから。


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