マイボトルと節約について






毎日自販機で缶コーヒーを買う人、コンビニでペットボトルのお茶を買う人は、お金がたまりにくい、逆にマイボトルを持参する人はたまりやすい、という論調のネットニュース記事を読みました。

まあよくある論調ですよね。

要はコスト意識があるのかどうか、そこから節約の意識が生まれるのかどうか、もっと言うなら、お金をどう使うのかの意識が生まれるのかどうか。

これらはもっともな意見だと思うのですが、私からしたらうるさいわ、ほっとけ、と思う意見でもあります。

無駄遣い

いや、確かに無駄遣いはしない方がいいのかもしれませんし、個人的にはしない方がいいと思います。

ただ、コーヒーの自販機のあったかいおすたび、心に火が灯る(by 冬の女王)みたいな世界もあるんですよ。

ああ、今日も朝早くから通勤しんどいな。

ちょっと贅沢しよかな、コーヒーぽち、みたいな世界はあって、それはマイボトルでは決して満たせないんです。

仮に毎日、自販機で缶コーヒー買ってもひと月で4,000円として、年に50,000円ですよね。

それと、ボーナス出たーって何万円もする服やアクセサリー買うのを比べたらどっちがどうなんだって世界ですよ。

缶コーヒーは無駄遣いで、アクセサリーはご褒美なんてくくりはおかしいでしょう?

自販機ではなく、スーパーで買えばより安く手に入るとか言う人もいて、いや論理としては正しいけど、それだけじゃないしなあ、と思います。

そもそも、世の中の消費を支えてくれている以上、世の中的にはありがたい話なんですよね、たとえその人はお金が貯まらなくても。

価値観

100万円の時計買ったんですよーと言われて、すごいなあとは思いますが、自分はそこにはお金を使わないなあと思います。

例え、身につけている時計でその人の格が判断されるのが真実だったとしても。

よく言われますよね、スーツ、時計、靴はいいものを身につけろって。

ただ、それは単に私がそうだというだけで、100万円の時計を買う人はおかしい、とは思いません。

私の場合、その100万円の時計の価値をわかる人間になれていないのですよね。

それをわかっている人、例えばその時計を見て、会話の話題にされてもしっかりと話して対応できる人は買う価値を感じていると思いますが、私はその時計の価値を感じてお金を払うのではなく、100万円するなら価値があるんだろうなあ、くらいの感覚なのです。

なんなら、デザイン的には2万円くらいの時計の方がかっこいいと思うまでありますから。

100万円の時計をしていたらめっちゃモテる、とかでなければ、好きなデザインの方がいいよね、と思います。

で、そういう価値観って人それぞれなはずなのに、解説をする人がなぜこぞって自販機のジュースの例ばかりを挙げるのか、よくわかりません。

しかも、マイボトルにすればお金が貯まるっていうのは、余りにも単純すぎる論調です。

あくまでも1事例で、それが消費生活全体に当てはまる、ということを言わんとしているかもしれませんが、それは価値観の違いにすぎなくて、どこに金を使いたいと思っているかだけだろうと。

ちなみに、私はマイボトルは持っていませんが、マイカップとマイインスタントコーヒーは持参しております。



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