やれ老後には2,000万円の貯蓄が必要だとか、年金システムは持たない、なんて言われますが、果たして我々の老後は明るいのでしょうか?
まあ、老後をどう定義するかにもよるかもしれませんが、一応、定年退職後の65歳以降と考えましょう。
貯蓄や資産が多いのに越したことがないのは当たり前です。
ただ、セミリタイア前提にすると、あまりに資産を多く貯めすぎるのも必ずしも理想ではありません。
勝手に増えていくなら別に構いませんが、資産を増やすために働きすぎるのはちょっと違います。
老後の生活
時々、定年退職後はクルーズ船にのって、海外旅行もバンバン行ってみたいな贅沢生活を続けた結果、貧困に陥ってしまうみたいな話がありますが、多分あれはそれまでそういう行動を全くしていない人達ではないでしょうか?
私はクルーズ船に乗ったことも、乗りたいと思ったこともありませんので分かりませんが、そんなに何回も乗りたいと思うモノなのでしょうか?
いきなり体験したら、また行きたいと思うものなのでしょうか?
海外旅行は、ツアーで行くと楽かもしれませんが、個人で行けば費用を抑える手段はいくらでもあります。
海外に行き慣れている人、あるいは海外で住んだことがある人なら、いろいろと手段を駆使して、コストを抑えることはできると思います。
もちろん、個人で行く場合は、語学ができることが大切になりますけどね。
それでも、年に何回も行きまくるようなものでもないと思いますし、はてそんなにお金を使うだろうかと不思議です。
ただ、国内旅行の頻度が増えるのはあり得るかもしれないですね。
せっかくだからいい旅館にも泊まって、美味しいモノを食べてと思いたくなるのも分かる気がします。
家族で行ったらその分の費用も上乗せされます。
実現可能性
とは言え、65歳になって、そんなに体力あるのでしょうか?
食べられる量にも限りがあるでしょうし。
私は30代でも毎週末に旅行するのは結構大変でしたよ。
そもそも計画するのが大変でした。
私の両親も海外旅行に年1-2回くらい行っていましたが、70歳を超えたくらいでパタっと泊まりました。
国内旅行はそもそも近場周りな気がします。
ひとつは体力の衰えです。
て、もうひとつはこれまでに海外で行きたいところは機会を見つけては行っていたので、慌てて色々行くことがないということです。
旅行に行こうとする段階でワンステップ、検討の時間をはさむ、というのはいいのかもしれないです。
また、私の両親は私と同じくあまり贅沢をしない人ですし、ブランドモノをたくさん買うなんてのもないので、支出がえらいことになるというのもない気がします。
父は正社員で定年までしっかりと働きましたので、安定収入があったことに加えて、母がパートで働き続けているというのもキャッシュインにボディブローのように効いているのかもしれません。
改めてですが、定年まで働いてすごいですね。
父が途中で精神的に病んだことも覚えていますので、合わせてすごいと思います。
子育てもしっかりして、僭越ながら、大したものだと思いますね。
私の場合、セミリタイアに入った後に贅沢な暮らしをしなければ問題ないのかなと思っていますが、安定収入があるのはやはりいいのでしょう。
やっぱり早期リタイアではなく、セミリタイアかな。



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