まだ会社員人生が始まった頃、当時の上長はパワハラ気質で、毎日、ビクビクしながら過ごしていました。
当時の私を知る人は、あの上長はやりすぎだったので、見ていて心配だったと言いますので、まあ結構やられていたのでしょう。
当の私は、こんなに怒られるのは自分は仕事ができないからではないかと、新入社員時代から転職サイトを見ていました。
そもそも、私が新入社員としては生意気だったというのはあると思いますので、何割か増しでパワハラされたのだとは思います。
軽いトラウマ
なので、私にも原因があったとは思いますが、トラウマになっています。
どれくらいトラウマかと言うと、当時の上長はすでに違う部署にいるのですが、たまたま電話が別の人宛にかかってきて、取り継いだ際に、社交辞令で「また一緒に仕事しよう」と言われて、何も言葉が出なかったくらいです。
お世辞でいいから、社交辞令でいいから、なにか言えたらよかったのですが、何も言えないくらい、本当に言葉に詰まったのです。
そんな私ですが、その上長が出張でいない、なんて日は、とにかくHAPPYでした。
記憶の中ですが、その上長はあまり事前に予定を共有してくれる人ではなかったので(あるいは私が不思議と気にしてなかった?)、出社して、あれ、上長が来ないなんてこともあったのです。
えっ、今日はいないの?と気づいた時のテンションの上がり具合!
本当に自分の中で上長が嫌だったのだと思います。
近くにいたら、いつ、なにを言われるか分からないと、ビクビクしていました。
そして今
当時と同じようなことが、今の上長に対して起きています。
今は、上長からメールが来ていたら、開くのすら嫌なので、かなり嫌なのだと思います。
上長にそのつもりはなくても、私からしたら、いつ何を批判されるかビクビクしてしまうのです。
ですので、上長が軽い気持ちで言ったことを私は深刻に捉えてしまう、ということも起きます。
なぜなら、私の気持ちがそういう防御モードに入っているからで、とにかくダメージを減らすためにはそういう姿勢でいないといけないと思うからです。
私の感覚ですが、そもそも上長はその日の機嫌によってきつさが変わります。
機嫌によって、同じようなことを言っても、受け止めや反応が違うのです。
上長がどういうモードなのかが判断できるまでは、慎重モードで話を進めるしかありません。
最初からけんか腰で話しかけてくることもあり、それはそれで分かり易いですけど、それはそれで、逆になんでそんな言い方するのかな、できるのかなと不思議です。
そう、むしろ言い方や姿勢の問題かもしれません。
違った表現があるよなあ、とは思いますね、正直。
不健全だが仕方ない
上長が、私がどう受け取っていると思っているかは分かりません。
ここまでは思っていないのではないかと思います。というか、もし思っていての今があるなら、それはそれで問題ではないかと。
ただ私としては、なるべく、上長と顔を合わせたくない。
対面よりかはオンラインがいいし、オンラインよりかは接触しない方がいい。
軽い気持ちでコミュニケーションできないので疲れるし、万が一、上長がピリピリモードなら待っているのは説教の時間です。
もし、上長が出張していると気分が穏やかで、ああ、今日はそもそもストレスが少ない日を送れそうだ、と思います。
健全ではありません。
しかし、それ以外にはなんともできません。
今の部署にいる以上、私に逃げ場はありません。
セミリタイア出来る資産形成ができたらすぐ転職しよう、今何があっても会社を離れたら無関係になれる。
そう自分に言い聞かせることで、なんとかやっています。



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