ほぼ毎日ですが、米国と会議があります。
日本と米国の時差の関係上、日本側の私は早朝参加になりがちです。
コロナ禍ではオンライン参加メインでしたのでまだなんとかなっていましたが、オフィス出社が求められるようになり、状況は厳しくなりました。
会議に間に合うように出勤しないとダメですし、資料確認を考えると、会議ギリギリに出勤するのもいまいちです。
そうすると、仕方なく朝5時くらいには出勤開始になります。
米国側も就業後近辺での参加ですので、残業させていることはありますが、早朝側の方がきついと思います。
こういう状況なので、部署が対面コミュニケーション強化を目的にオフィス通勤開始の方針を議論した際に、目的は理解できるし、対面コミュニケーションは大切だけど、毎日通勤するのはきついので、週に何日かとかにして欲しい、と主張しました。
その際には、「会議が終わってから通勤するとかでも良い」とか、「対面コミュニケーションは大事だけど、自分が来る価値はないと思うのであれば来なくて良い」と、後者は半ば脅しのようなことを言われました。
会議が終わってから通勤する
一理ありそうですが、私は断続的に会議が入っています。
米国との会議が終わったら、日本で会議が始まります。
会社に通勤するには最低1時間は考えないといけません。
となると、ランチ休みの時間に移動するとか、お昼過ぎに移動するとかしかなくて、ランチを食べられなくなるか、就業時間中は2-3時間しかオフィスにいられないとなります。
それってどうなのか、と我ながら思い、この選択肢はないなと思いました。
価値がないと思うなら出社しなくていい
これって、一見、意思決定権を私に渡しているようで、実は選択肢をなくしているように思いました。
ある種の踏み絵ですよね。
よほど強靭な意志の持ち主か、異常に頑固な人か、あるいは不感症の人でない限り、それでも来ないという選択肢は取れないのではないでしょうか。
私も、価値は認めているのです。
その上で、毎日はきついので、頻度を少なくさせて欲しいというお願いだったのです。
もし、出社できる時はして欲しい、あるいは最低週に何日は出社して欲しい、と言われたら、印象はだいぶ変わるなと思います。
結局
毎日出社することにしました。
それが1番丸く収まるだろうと思ったからです。
ここで出社しない選択肢を選んだら、今後の仕事にいらぬ影響がでるかもと、怖くなったからです。
成果を出していれば気にしなくていいという人もいるかもしれませんが、私の仕事は数字だけで成果が測れるものではなく、プロセスも見られるので、そこでいらぬマイナスをされるのは得策ではないと考えました。
非合理的かもしれませんが、人間の感情は無視できません。
会社に行く肉体的ストレスを我慢することで、上から受ける精神的ストレスが軽くなるなら、私はそちらを選びます。
それだけです。
私がセミリタイアしたいのはストレスレベルを減らしたいから。
その意味で、ストレスレベルを減らすための選択肢を選ぶのは私なりには合理的です。



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