セミリタイア志願者が仕事の夢を語る




会社の周りの同僚や後輩、上司と話していると、結構みんな会社で将来やりたいことがあることに気づいて驚きます。

将来もっとこうしたい、こうなりたい、が明確で、かつ今の仕事をしていく延長線上に、その将来図があるので、あまり彼、彼女らの仕事に詳しくない私でも、ステップアップしたいと思っている道順が想像できます。

私が会社で人事権を持つ人であれば、かなり納得して腹落ちして、将来の人事異動に活かそうと思うはずです。

で、そういう話題になっていると、あなた(私)は将来どうなの?という話に当然なります。

正直に言って、私は会社での将来があまり見えていません。

セミリタイアしたいなと思っているのも一因でしょうし、そもそも会社でこの仕事がしたいという強い意志もありません。

海外赴任してみたいなと思うことはありますが、じゃあ赴任先でどんな仕事をするのかとなると、逆に何ができるのだろうかを悩んでしまいます。

そう言えば、実は以前に海外赴任の話が当時の上長にまでは来ていたみたいですが、最終的には上長が断ったという話は別ルートから聞きました。

そんな情報を漏らしたらダメだろうと思いますが、当時の上長が断ったのは結果的に正しいと思っています。

当たり障りのないことを答える

将来の夢は〜とは強く言えないので、今の仕事から言うとこういう方向がいいと思ってるけれども、それはそれで私のスペックでは難しいのも分かっているので、、、という感じです。

そもそも私のキャリアは、日本企業ならではかもしれませんが、業務や機能の一貫性は強くないまま、色々と部署を移り変わるというものです。

専門的にこれができるという業務はなく、満遍なくまあまあ色々分かりますよ、という感じです。

それはそれで強みなのかもしれませんが、それを活かしてこの仕事がやりたいです、できます、というほどではありません。

何にせよ、どんな仕事もやる気のある人に任せたほうがいいですからね。

私みたいな心持ちの人間よりかはそういう人を選んだ方がいいと思います。

あきらめ

あとは、あきらめですね。

私くらいの年齢になると、自分がこうしたいという意思よりかは、会社や周りがこれをやりなさい、という方が尊重されます。

まあ、長年私の働きを見て評価しているわけですから当然、私に合っていそうなことも分かりつつ、そこで変なチャレンジをさせて可能性に賭ける必要はないわけです。

リスクが大きすぎます。

となると、おおよそ、自分が任せられる仕事のカテゴリーは限定されます。

やりたいこと、やれること、やらなければならないことは区別されながら一部が重なることもあると、誰かが言っていましたが、正解だと思います。

やりたいことは必ずしも重要ではありません。

それでもやりたいこと

あえて言うならですが、私は誰ががやりたいことのお手伝いをして、実現に向けて動くことは好きです。

こんなことがしたいな、でもできないな、どうしよう、となっている人と一緒にアイデアを考えて、仮説を練って検証して、というのは好きです。

そのこと自体は私がやりたいことではないのかもしれませんが、お手伝いをさせていただいて、少しでも実現に近づけられれば幸せです。

でもそれって比較的どんな部署、どんな仕事でもできますからね。 

この仕事じゃないとダメというものではありません。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ アラフォーサラリーマンへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 30代セミリタイア生活へ


0 件のコメント:

コメントを投稿