そういう世界なんだろなとは、みんななんとなく分かっていたと思いますが、ここまでたくさんポロポロ出てくると、萎えますよね。
というか、今まではなんだかんだでうまく隠せていただけなんだろうなと思いますけど、なにかの潮目が変わったんでしょう。
金言
私が高校生の頃に、とある先生が言っていた言葉に大変感銘を受けた記憶があります。
為政者、聖人たれ。
古文や漢文の先生で、とある講習で何日間かだけお会いしただけです。
文章の内容だけではなく、時代背景や書かれた意味合いなどを考察して教えてくれるので、それだけでもいい先生だと思いますが、なんどもなんども、この言葉を言っていました。
つまりは、政を為すものは聖人君子でなくてはならない、ということです。
そうじゃないと、人民はついてこないよと。
古代中国では天下を取る人は聖人君子で、倒されるのはそうではない人がトップにいたから仕方ない、というような考えがあったことも背景にはあるかもしれません。
感受性豊かな10代の私は、そうだよなあなんて思いながら聞いていました。
日本は、2世議員というだけで国会議員になって、大臣にまでなれる国ですが、そんな人でも聖人君子なら、なにも問題ないんですよね。
世襲が悪いのではなく、世襲によって変な人が選ばれてしまうことが悪いだけです。
ため息
やれ生活が厳しいとか、子どもに満足に食べさせてあげれないとか、そんな話をニュースで聞く一方で、一部の階層は美味しい汁吸ってまんねんな〜というのが分かると、そら国民は怒りますよね。
貧困もまた自己責任論みたいなのもありますけど、だからといってある階層が不正をするのはいいという理屈には全くなりません。
というか、人間の欲望にはきりがないんでしょうかね。
彼ら、彼女らはすでに金も権力も十分にある人たちだと思いますけど、まだ自分のために欲しがるのですね。
少しでいいから、社会のセーフティネット整備にお金と権力を使うとかできないものかな。
私利私欲にまみれるくらいなら、いっそリタイアして暮らしてくれた方がよほど世の幸せのためですよ。
と、自分のことしか考えていないセミリタイア志願者が思うのでありました。



政治になにも望まなければいいんじゃないか?オリンピック見たい、セーフティネット作ってほしいという欲望に付け込まれておいしい思いをもってかれるんじゃないのか?
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