上長の思うところ




なぜ、上長がそんなに仕事に燃えているのか、理由が謎だったのですが、最近会話をしていて、なんだか少し分かった気がしました。

上長は出世したいし、周りに愛されたいのだろうなあと。

同期との比較

上長の同期が出世頭の1人なのですが、その人に比べたら上長は出世していません。

とは言っても上長も出世はしており、評価はされていると思います。

多分、直接のライン関係でなければ、上長は仕事ではかなり頼りになる人物ではないかと思います。

直接のライン関係に入ると、きついですが。

ただ、出世って、仕事の能力以外にも、より上の人の寵愛を受けるかどうかにもよりますよね?

仕事の能力的に、上長とその出世頭の人の差異がどこまであるのかは知りませんが、その寵愛度合いの差で、同期の方が出世しているのが消化できないというのが一つあるのだと思います。

確かに、出世頭の人は、寵愛を受けているという話は私も人づてに聞いたことがあります。

仕事でより成果を出すことで、負けずに出世したいのだろうなと思いました。

部下の評価

さらに、上長はこれまで、部下を持った経験があまりなく、部下から感謝されたり、慕われた経験もあまりないようです。

仕事はできるのに、上からは思うように評価されず、下から評価された経験も少ない。

でも、そうあって欲しいという思いがあるのを、ぽろっと出していました。

部下を持った経験というのは、会社判断でそうなるわけですから、自分の意思とは違うところで物事が決まるので、かわいそうではあります。

ただ、申し訳ないですが、今のままであれば、個人的には、上長はあまり部下を持たない方がいいのではないかと思いますが。

上長が自身で気づいて変われればいいですが、人間関係の大切さを考えると、結構危ないと思います。

可哀想ではあるが

いずれにせよ、上からも下からも、思うように評価されていないと、本人が思っているのでしょう。

特に、うまく上の人に取り入った同期の方があれよあれよと出世しているのもおもしろくないと思っているのかなと。

仕事上のアウトプットの質や量と出世はある程度はマッチしますが、会社や組織って必ずしもそれだけではないですからね。

おこがましいですが、そんな上長に私がもったいないなあと思うのは、他人への寛容さが少ない点です。

組織人である以上、周りとどううまく付き合っていけるかは大切です。

自分が話題の中心でいたい、自分の意見を正しいとしてほしいとしすぎて、プライベートの話をしていても、しばしば自分の話題に切り替えて、相手の話を終わらせてしまう。

相手の主張と自分の主張を組み上げながら議論すればいいところを、自分が正しい前提でどちらが正しいかを明らかにしようとしがちで、それを上の人にもしてしまう。

立場や環境が違えば、いろいろな考えや行動があってよいのに、あまりそれを受け入れる懐がないなあ、なんて思います。

さらには、その表現方法がストレートすぎてきつい。

ポジティブに言うと、意志がある、意志が強いということですけどね。

私なんかと違って、仕事ができる人なので、出世して然るべきと思いますし、恐らくもう少し時間が経てば出世されると思います。

ただ、そうなった時には今のスタイルでは厳しいことになるのではないかとも思います。

意外と、上の人ってファジーなくらいがちょうど良いなんてことがあると思います。



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