ドラフト会議で新たに入団する選手がいれば、その一方で戦力外になる選手もいます。
会社だったら、そもそもの従業員数を増やしますというのがありますが、プロ野球は支配下登録できる人数が決まっておりますので、人数増があれば人数減は確実に起こります。
厳しい世界ですよね、ほんとに。
起こること
戦力外通告される選手の中には、こう表現するのは大変失礼ですが、まあ仕方ないよねという選手もいれば、えっ、まさかという選手もいます。
ただし、本当にえっ、まさかという選手はそもそも戦力外通告されないはずです。
つまり、外から見ている我々からは、ある試合やあの場面で活躍した選手という印象があるため、えっ、まさかと思うのですが、普段からずっとその選手を見ていて、またチーム全体のことを考えている層からは、戦力外が妥当であると見られている選手がいるのです。
そこにはかなりシビアな判断があるのでしょう。
同じような能力なら若い選手や年俸の低い選手がいいとか、あいつの代わりはたくさんいる、みたいな判断をされているわけです。
日本的企業ならそこまでシビアには見られませんよね。
外資系金融とかは、首を切られるのは高級取りからという話も聞きますが、彼らは会社の外に受け皿はあるのではないかと思います。
プロ野球選手の場合、本当に野球しかしてきませんでした、みたいな人もいるでしょうし、ガッツはあっても野球以外でお金を稼いだことはないような人もいるでしょう。
いきなり放り出されて、不安ではないかと思います。
プロ野球選手になれるのは、ごく一握りの超一流です。
そんな超一流が毎年、入れ替わっていくなんて、本当にシビアな世界です。
まあ、だからこそ、生き残れれば、お金もたくさんもらえますし、名誉も得られるのでしょうけど。
エリート集団
彼らはエリート集団です。
少なくとも身体的に恵まれた。
あんな150kmで投球したり、それを変化させたり、さらにはそれを打ったり、取ったり。
そもそも、身体への負担は想像できません。
体のケアができるのが一流を続けられるというのもかなり納得です。
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