性差別?



なんだか最近、男性を下に見ているような表現などに対して、男女平等であるべきだ、差別を許さないというような主張を特に見かけるようになりました。

 

これまではどちらかというと女性側からそのような主張が挙がることが多かったように思うのですが、それが男性側から挙がるようにもなったということでしょうか。

 

実際に、その主張が男性側からされているのか、女性が分からされているのかについては私はよく分かりませんが、印象としてはやはり男性側からが多いのかなという気はします。

 

男女平等というのは私の小さいな頃からずっと言われてきていますが、その流れがそもそも強まっているということに加えて、SNSなどで個人がいとも簡単に声を挙げられるということもこれらの最近の風潮には寄与しているのでしょうか。

 

そして、この男女平等を叫ぶ風潮を見ていると、中には確かに男性を攻撃している、男性を馬鹿にしている表現や取り組みに対してのものであることもあれば、とある企業の女性優先のサービス対応に対してのものもあります。




正直なところ


 


私個人としては、これらのことに対して男女差別ということをどこまで主張するのが正しいのだろうかと思うというのが正直なところです。

 

性別を理由として不当に誹謗中傷をするとか、不当な扱いを受けるとかということは確かに性差別であると思いますので、それに対して声を挙げるのは大切なことだと思います。

 

その一方で、性別を理由としてサービス提供価格に差をつけるというようなことについては、実はこの世にはありふれていることだと思いますし、似たような話もまたいろいろとあるのではないかと思います。

 

例えばですが、これまでもずっと、レディースデーはあるのにメンズデーがないのはなぜかというような意見を聞くことがありました。

 

レディースランチを男性が頼めるのかどうかということが少し話題になったことも記憶しています。

 

それらが性差別なのかどうかという主張に対しては、確かに性別の違いを理由としてどちらかが優遇処置を受けている、というのは確かにそうで、分からなくはありません。

 

その一方で、それはある種のマーケティング戦略として、どちらかの性の人を取り込みたいからこそメリットを提案しているのであって、別の性別に対して不当な扱いをしているのではない、という捉え方もできると思います。

 

例を出すと、女性客をもっと取り込みたい、あるいは家族連れを取り込みたいから、女性にメリットを出すことで誘引しようという戦略であって、そこには男性を不当に扱おう、男性へのサービス提供価格をぼったくってやろう、という意図がないことは皆わかるのではないかと思います。

 

結果的にどちらかの性別になにかデメリットがあれば性差別であるとか、どちらの性も平等に取り扱わなければならないという主張に対しては上記の捉え方では戦えないというのはありますが、なんだか社会に余裕がないよなというようには思います。

 

もちろん、議論をすること自体はとても良いことだと思いますし、変える必要があるのであれば変えればいいと思うのですが、それでいったい誰が何の得をするのかを考えた場合に、気持ちの上でちょっと消化される分はあったとしても、目的達成という点では誰も得しないこともあると思います。




世の傾向


 


しかしながら、世の流れ的にはそうとも言ってはいられない状況になっているのかもしれません。

 

では、人種を理由にサービス提供価格に差を付けたらどうなるかを考えると、これは間違いなく人種差別だとして非難されるでしょう。

 

いや、自分は白人のお客様をもっと取り込みたいと思っていて、と主張したとして、絶対に人種差別だと非難されますし、もしかしたらこれまでもそのような隠れ蓑が多く使われていたというのもあるかもしれません。

 

女性専用車両はどうなのか、あれは女性を優遇しているのかどうか、というのも議論に巻き込まれたら結構ややこしいなとは思います。

 

私なんかは、頼むから女性はできるだけ女性専用車両に乗ってくれ、と思いますけれどもね。

 

時代は変わっているということでしょうかね。

 

 

 

 


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