資産形成



今月もお給料日になりました。

 

毎度毎度のことですが、安定してお給料が振り込まれますのでありがたいことです。

 

しかしながら、まだまだセミリタイアの目標としている1億円にはたどり着きません。

 

この金額は、妻と私とが以前に話をした際に、目標金額とした数字ですが、最近、この金額は十分ではないかもしれないと思うようになりました。



思い直し


 

というのは、妻が子供の教育についてもっとお金をかけることを考えているということがわかり、私としてもそれを子どもが望むのであれば、あるいは望まなくてもそのような可能性を残しておくためには、そのためのお金を持っておくというのはあり得るなと思うようになったからです。

 

そうなると、もしもセミリタイア基準を資産額を目安とするのであれば、1億円というのは結構ぎりぎりの金額ではないかと思います。

 

住環境として、不動産購入をした上で、その資産価値を除いて1億円があればまだ可能ではないかと思えるのですが、私も年率5%とかで運用できるとは思っていませんし、頑張って3%ではないかと思うと、子供の教育費が想定よりも増える可能性を秘めた今、ちょっと物足りない額だなと思うわけです。

 




金額のゴールは短絡的




もちろん、その1億円の達成時期がいつになるのか、つまり、教育費もあらかた払い終えた段階で達成するのか、それともこれから教育費がかかりますよという段階で達成するのかによっても左右されるでしょうから、金額だけを目標にすることは正しいことではないとわかっています。

 

本来であれば、セミリタイア後に想定される支出を頭の中に入れた上で、いくら以上あればセミリタイアをしても問題なさそうなのかを考えて決断をすべきなのであって、それを単純に金額でゴール設定することは正しくないことなのだろうと考えます。

 

確かに、物事の単純化のために1億円という分かりやすい設定をしたということですので、そこは少し考えが浅はかであったかなと今となっては思いますし、その一方で1億円では足りないのかもしれない、もっと稼がないといけないのかもしれないというちょっとした喪失感のようなものもあります。

 

まあそれでも、セミリタイアできるのはまだ先だなと思える今の時点で、それがわかったということはよかったことかなと思っています。

 

いざセミリタイアをした後でそういうことがわかると取り返しがつかないことにもなりかねません。



学び


 

学びとしては、不確定要素を完全になくすということはどうやっても無理ではありますが、なるべくその要素を減らすということが大切ということなのかなということです。

 

むしろ、確定要素を増やしていくというほうが正しいのでしょうか。

 

しかしながら、確定要素、正確に言えば確定要素を思い込んだものを増やせば増やすほど、逆に考え方に柔軟性を失う危険性はあるなとも思いました。

 

要するに、子どもの教育関連で最大でもここまでという想定をした後、すでに自分がセミリタイアをしていたとして、その後に、子どもの教育費が増えるかもしれないという話が出てきていたとしたら、想定が狂うわけですが、その際に確定要素を変えたくないからということでその可能性を排除してしまいがちになるかもしれません。

 

そうなると、それは子どもの可能性を奪いかねないということにもつながります。

 

あるいは、子どもに対して、トータルこの範囲の予算で教育費を収めるように考えて行動をしてくれということをいうことになるかもしれません。

 

そういうのは、子どもの可能性を私が狭めてしまうということで、結構自分勝手なのかもなとも感じてしまいました。

 

お金を出せばよりいいサービスが受けられるのかどうかということに確約はありませんが、可能性としてはやはりお金をかけたほうがよりいいサービスが受けられるのではないでしょうか。

 

そうなった場合に、損して得取れではないですが、目先の金銭的価値に目をくらむことなく、もう少し長い目線で考えてあえてお金をはりに行くという選択肢はあり得ます。

 

子どもを投資とはあまり考えたくはないですが、ビジネス上の投資ではそういう使うべきところには短期的には損を出したとしてもあえて投資をするということはあり得るわけです。

 

これまでは、おおよその世間の平均などから子どもの教育費はこれくらいになるだろうなというのを試算して、であればこれくらいの資産があればまかなえるのではないかということを考えていました。

 

無論、教育にしてもただバカ高いだけでその価値がない場合もありますから、子どもがやりたいからと何でもかんでもお金をかければいいという話ではありませんし、場合によってはそのお金は出せないということを親として言わなければならない場面はあると思います。

 

それでも、もしも子どもの可能性を高めることができるのであれば、自分のことよりかは優先してあげたいなと思う自分はいて、このあたりもう少し考える必要はあるなと思った次第です。

 

 

 

 


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