「管理職にしたら絶対マズい人」を見抜く“シンプルな方法”という面白いネット記事を読みました。
特に面白いと感じた点ですが、部下は管理職やリーダーの良いところではなくて、悪いところに合わせるという話が書かれていまして、リーダーを選ぶ際にはその人の強みの強度で選ぶのではなくて、一番悪いところがどれだけましかを見極めるということが述べられていました。
リーダーと管理職がごちゃ混ぜになっているという話は一つ違和感を感じたところではあるのですが、恐らく管理職=リーダーとしてとらえているのだろうという前提で読んでいました。
不適切項目
そして、以下のポイントの一つでも当てはまったら、リーダーとしては不適切だということで述べられていました。
- すぐにあきらめる
- できない言い訳をする
- 危機感がない
- 成果が出ない理由を外部要因にする
- やるべきことを「自分がやらなくていい理由」を見つけてやらない
- ミスをしても謝らない
- ミスをしても、バレないようにごまかす
- 人が見ていないところでサボる
- うそをついてごまかす
- トラブルから逃げる
まあ読んでいまして、あてはまるやつがあるなあ、私は管理職になってはいけないのだな、と思いながら読んでいました。
なんとなく、強弱ありつつ、複数当てはまるなと思っていましたが、特に当てはまるなと思ったのは、できない言い訳をする、成果が出ない理由を外部要因にする、人が見ていないところでサボる、ですね。
特に前2つは、公式の報告の際には避けますが、例えば自分の部署のトップの人とキャッチアップMTGをする場合などに、巧妙に、自分はここまでやろうとしているんですけれどもね、担当部署の動きがいまいちでね、という報告をすることがあります。
そこに、できれば組織のトップ同士で話てプレッシャーをかけてくれませんかね、なんなら打ち合わせを設定しましょうか、というお願いをセットでしますので、そういう意味でいいのか悪いのかは分かりませんが、少なくとも他人に責任をかぶせる形の言い訳はします。
というか、自分でできる範囲の事であればやりますが、他の組織のことに口出ししに行くというのは正直なかなか難しくて、私が口出しをして意見をいったん聞いてくれても、従う必要は他の組織にはないわけですから、それはそれね、という対応をされることは実際にあります。
そういう対応をされるからと、じゃあ自分のところでその仕事は全部引き受けます、ということもできないので、任せるしかない仕事もたくさんあるというのが正直なところです。
というように、とりあえずこれって正当な理由ですよね、仕方がないですよね、ということを醸し出しつつ、それを言い訳材料にする、ということを私は確実にやっています。
このネット記事の内容に沿うのであれば、私はリーダーとしては不適格、ということですね。
できない理由を探すのではなく、どうすればできるのかを考える、みたいな標語を聞いたことがありますが、そういう態度で臨みなさいよということなのでしょうかね。
無能には見られたくないけど
もちろん、できていないことに対して誰かからプレッシャーを受けるのは非常に嫌なのですけれども、そういうプレッシャーで体を壊すのも嫌ですし、そこまで仕事に人生をかけたいとは思えないということでセミリタイアをしたいと思っているというのが私の現状ですので、当然に任された以上は責任を持って仕事に臨みたいと思っておりますが、必要以上に仕事を重荷にも感じたくない、という考えが根本にあります。
そういう態度で臨もうとしていても、プレッシャーがあればそこに対して何らかの回答が必要だなとか、対応しないとな、というようには思いますし、そんなのどうでもいいよ、という態度にまではなれないというのは生まれ持った気質なのでしょう。
逆に、そういう態度で振る舞える人の話を聞くと、ちょっとうらやましく感じます。
まあ、そういう態度で人生を過ごしていたら、もしかしたら私の人生の幸福度は落ちていたかもしれませんので、他人の目を気にする、責任感を持つ、というのも決して悪いことではないとは思っていますが、それに押しつぶされそうになるのは避けたい、のが本音です。
ちなみに、人が見ていないとことでサボる、というのは間違いなくそうしている、と断言できてしまうのが悲しいくらい、断言できます。
忙しく働かなくていいならば働かないです。
自分がやらないといけない仕事がなさすぎるとちょっと焦る、というのも確かにありますが、働かなくてもいいのであれば働かない、というのは真実だなと思います。
残念ながら自分はあてはまってるなあ、と思いながら読んだネット記事の紹介でした。


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