年の瀬になると、時間も比較的出来て考える時間ができ、セミリタイアについても考えます。
多くの人がセミリタイアをしたいと思うのは、忙しく働きたくないからという理由が多いからではないかと思います。
一日の大半、ひいては人生の大半を仕事に使い、時に怒られ、時にストレスを感じ、つまらない、しかし生きていくためには働かなければいけない、そんな人生に嫌気がさしてセミリタイアしたくなるのではないでしょうか。
逆に仕事が楽しければ、よほど他のことをやりたいと思わない限りはその仕事を辞めたいなんて思いませんし、生きていくためにではなくやりたいからやっているのであっても同様です。
給料が良いから辞められないというのもあるでしょうか、その場合はある程度資産形成ができれば別の仕事に移るというのはまだやりやすいでしょう。
ですから、理想を言えば、やっていて、大半の時間を費やしていて、楽しいと思える仕事をするというのがいいのだと思います。
それで生活していけないとか、あまりにも極貧生活を強いられるとなるとダメかもしれませんが、そういうわけでなければ、働きがいがあることで、人生にも張り合いがでるでしょうし、そうであればその仕事で働き続けることが健康的な人生を送るのにはプラスです。
セミリタイアについて考える
セミリタイアを考えれば考えるほど、なぜセミリタイアをしたいのか、どういう人生や生活が望みなのか、その実現にはどうしたらいいのかなど、考えを深めることになります。
今取ろうとしている選択肢は本当に正しそうなのか、何が自分にとっての正解なのかなど、答えは人によりけりでしょうが、考えます。
まだセミリタイアをしていない私がいうのも変かもしれませんが、それらを考える時間もなくセミリタイアをしない方がいいのではないかと思います。
人生の買い物で一番高いのは持ち家なんて言われますが、その買い物をする際には色々と事前に吟味するはずです。
セミリタイア自体の価値を試算するのは難しいですが、すくなくとも経済的価値はかなりのものですし、なんとなく試算もできるはずですから、それはやった方がいいでしょう。
さらに、価値には心理的価値もありますが、それは測定できません。
したければすればいい
究極的に言えば、セミリタイアすれば経済的にはマイナスであろうと、どうしてもしたければすればいいことなのです。
将来に後悔するかもしれませんが、その判断が正しかったのかどうかは誰にも分かりません。
セミリタイアしなければ、事態はさらに深刻になっていた可能性はあるわけですが、それも誰にも分かりません。
人生には明らかな間違いはあっても、何が正しいのかは分からないというか、正解は幾つもあると思っておりますし、そのうちのどれが最も正解なのかというのも誰にも分からないと考えます。
ですので、セミリタイアをしたい、セミリタイアをすることの心理的価値がものすごく大きいと思うならば、その時点でセミリタイアすることには価値があると自分では思っているわけですからすればいいのです。
想定だけしておく
ただその際に、それをすると年収が低くなるかもなとか、もしかしたら人からの評価が変わるかもなとか、色々とメリットやデメリットがあるなということも考えておいて、それは理解しつつ、後はしたいかしたくないかで判断すればいいのではないかということです。
事前に色々と考えつつ、セミリタイア後に後悔するかもしれないことは想定しておいて、心の準備をしておくこと、突発的にセミリタイアするのは避けることは大事だろうなというだけです。
段取りや準備が大切ではないかと、知ったかしているわけです。
たぶん、想定外の後悔も起きると思うのですが、それは諦めるしかないですかね。


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