さて、11月も終わりに近づきまして、そろそろ年末年始の予定はどうしようかなと検討するタイミングになってきました。
年末年始は、私の実家や妻の実家に寄って数日過ごすというのがここ最近の大きなイベントになっていまして、今年もそのように過ごすつもりです。
両親、義両親ともに高齢になってきていまして、また私を含めた子どもはそれぞれ別の場所に住んでいます。
私の両親の方が義両親よりも年を取っていまして、まだまだ健康ではあるものの、やはり老いというものを感じます。
実家の扱い方
まだ気が早いと言えば気が早いのですが、今後この実家がどうなっていくのだろうかということは気になります。
私の兄弟はあまり転勤もない職種であることもあって、既に家族を持ち、家も購入しており、兄弟の中では私のみがいまだに賃貸に住んでいるという状況です。
私の場合は今後も転勤の可能性がありますので、家を購入してもそこに住み続けることができるかどうかは分かりませんし、さらに言えば今の首都圏の不動産価格ではなかなか手が出せないというのも正直なところです。
なによりも、不動産を購入してしまえば、一気に手許現金がなくなるか、借金を抱えるかの選択肢を余儀なくされますので、それはすなわち、私が引き続き必死に働かなければならないということを意味します。
首都圏であれば、不動産価格が値崩れする可能性を低くしたり、あるいは場合によっては値上がりすることもあるかもしれませんが、私にそんな勘所があるわけではありませんので、その選択肢は私にとってはリスクが大きいかなと思います。
実家があることのありがたさ
であれば、もしも両親から実家を引き継げるのであれば、私の仕事をどうするかとか、子どもの教育をどうするか、という点をいったん置いておけば、私にとってはありがたいという話ではあります。
私自身は別に実家の場所が嫌いなわけではないですし、都心と呼ぶには程遠い場所ですが、田舎ではあっても車がなくても生活には困らないような環境です。
もちろん、娯楽はかなり少ないとは思いますし、コンビニとかも全くコンビニエントな場所にはありませんが、今ではネット環境さえあれば娯楽も何とかなりそうですし、AMAZONもすぐに来てくれそうな環境です。
家そのものはちょっと古いので、リフォームなどは必要になるとは思いますが、住みやすい環境ではありますし、今後もしも両親のどちらかが独り暮らしになった場合には、バリアフリー環境を整えながらリフォームを検討するというのもあり得る選択肢ではないかと思います。
私も出身地近くで働けるのであればありがたいという思いは今でも持っておりますが、一方で私の奥さんが同居を許してくれるかどうかというのは良く分かりませんし、なんとなく嫌がりそうな気はしますが、それもまた分からなくはないので無理強いもできません。
ただ、一つ思うのは、両親がそうやって帰ってもいいかなと思う実家を残してくれているということは、かなりありがたいことなんだなということです。
人によっては実家は嫌い、絶対に帰りたくない、という思いを持っているかもしれませんし、ご両親も賃貸住みなので、そもそも帰りようがないという人もいるでしょう。
だからこそ、いざセミリタイアということを考えた場合に、最低限そこに帰ればいいかなと思える場所があるということは恵まれているんだなと思うわけです。
全く知らない土地に行くわけではない安心感みたいなのもありますので、それもありがたいです。
まあ、土地勘がある分、厄介な人がいるというのも分かっているのがいまいちかもしれませんけれども。
私が望んでいる、家庭菜園というのはちょっとスペース的に難しいかもしれないなと思うのですが、本当にその気持ちがあるのだとすれば家庭菜園スペースを借りれるくらいの田舎ですので問題ないでしょう。
勤めている会社でも、今後早期退職を推奨する動きが継続するかもしれませんし、条件次第では今後応募も検討しながら、実家に帰るというのも選択肢として考えてもいいかなと思います。
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