パワハラやいじめ



 

 

 

とある歌劇団で、劇団員同士のいじめやパワハラがあったのかなかったのか、ニュースになっています。

 

周りの女性に言わせると、女性社会は結構陰湿で怖い、ということだそうです。

 

客室乗務員、看護師、女子高、女性社会というのはそこら中に存在しています。

 

同時に、会社の中では男性同士の上下関係によるいざこざもあるので、実は女性社会だけではなくて男性社会もそういうことがあるのね、というような意見もありました。

 

まあ、人間社会や集団そのものに、陰湿な部分もあれば、よい調和がとれている部分もある、というのが自然な捉え方なのでしょう。




閉鎖社会は特に危険

 



一つありえそうなのは、閉鎖社会になればなるほど、陰湿な事件が起こる可能性も大きくなるのではないかということでしょうか。

 

その閉鎖社会独自の常識やルールが形成されて、たとえそれが世の中の常識やルールからはかけ離れていたとしても、閉鎖社会であるがゆえにまかり通ってしまう、ということです。

 

直接は関係ないですが、私が男子高校生だった際、とある高校教師が言ったある言葉は今でも私の記憶の中に残っています。

 

それは、もし君ら(私たち)にもっと勉学に取り組んでもらいたいと思ったら、このクラスに23人、かわいい女性を入れることが一番でしょうね、という言葉です。

 

まあ、発言そのものがセクハラと言われてしまえばそれまでですが、私個人としてはかなり腑に落ちました。

 

男子ばかりの環境で、バカをやっている人も私を含めていましたから、その閉鎖空間のバランスを少し壊すことで、より我々の態度や心持ちがいいように変わる、ということをその教師は言いたかったのでしょう。

 

外部の血を入れる、なんて表現が使われることもありますが、それも狙いとしては同じようなことでしょう。

 

とある芸能事務所関連の事件であったり、今回の歌劇団の事件であったり、奇しくも男性社会、女性社会の代表のような組織ではありますが、問題があったのではないかということが叫ばれています。

 



パワハラはどこでもある




でも、改めてになりますが、パワハラというのは実際には多くの組織で行なわれていることだろうと思います。

 

やはり役職が上の人の言うことに正面切って逆らうことはできませんし、指導という名のもとに行き過ぎた叱責が行なわれることもあるでしょう。

 

そして厄介なことに、それは相手のためを思ってとか、決して押し付けではなくて、というような正義感や態度がその発信源になっていることもありますので、本人そのものがやりすぎかもしれないことに気付いていない場合もありますし、それをやりすぎであると誰も言えない状況というのもあると思います。

 

場合によっては、本人は確かにそのつもりなんだけれども、言葉の使い方や言い方には問題があって、受け手は必ずしもそう捉えていない、ということも十分にあり得ますし、実は相手のためを思ってあえて、ということを主張する人に限ってパワハラ気味であるとかもあるんですよね。

 

会社であれば、360度フィードバックなどでいろいろな人から助言をもらうということも仕組みとしては可能なのかもしれませんが、そこで正直なフィードバックをもらえるかどうかというのは誰にもわかりませんし、そこで指摘がなかったから大丈夫なんだというのも言い切れない場合があります。

 

指導はしっかりをしないといけませんので、その場合でも、ちゃんとロジカルに、周りに誰かがいる環境で、行動そのものに対する指導をする、ということを今まで以上に気を付けていかないといけないのかもしれませんね。


集団になったらいじめになりますし。

 

 


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