サラリーマンの目標?



 

 

 

子どもの頃は、早く大人になりたいなと思っていました。

 

理由は、毎日学校に行かなくてもいいからです。

 

そんなことを親に話したら、大人になったら会社に毎日行かないといけないんだよとか、お休みもそんなにないんだよ、ということを言われた記憶があります。

 

実際に大人になって、会社員人生が始まると、親の言っていたことは確かに正しいな、と思います。

 

私に限った話で言ば、プレッシャーという意味では会社員の方が大きいのではないかと思いますし、なによりもゴールが良く分からないというのがあります。



働くゴールはなんだろう?


 

私の家系的に、大学までは行くべしというのがあり、自分も当然のように大学まで行くんだと思っていましたので、それが普通であるという感覚を基にすれば、人生の流れは大きくは以下のようなものです。

 

学生の頃は一応、小学校に行って、卒業したら中学校に行って、そしたら高校に行って、大学に行く。

 

受験というものがあって、そのハードルを乗り越えていくという目に見える目標がありましたし、その目標まであと何日、みたいなのも非常にわかりやすかったです。

 

中学以降は中間試験とか期末試験とかありました。

 

よく考えると、34か月の間にそんな大きめの試験を2回もやっていたんだなと結構ゾッとしますけれども。

 

もちろん会社員人生でも、決算期ごとに目標設定したり、振り返りをしたりとそういうのはあります。

 

成果を出すことで出世を狙っているとか、部署異動を狙っているとか、給料を増やしたいとかであればもちろん、その一つ一つが目標になるのでしょうが、ただのいち会社員としては作業でしかありません。

 

そもそも、会社員人生における、目標必達!うぉーなんてのは私の性格にはあまり合わないんです。

 

その目標を達成したらいったい何になるの、というのが良く分からないからです。

 

そういう意味では、学生の頃の、特に受験というのは、それを乗り越えれば将来、いい学校に行けるかもしれない、自分の学びたいことが学べるかもしれない、という期待があって、であれば乗り越えてみようかと思えていました。

 

今の私の会社員人生では、設定した・された目標を乗り越えることで、自分のやりたいことを具体的に実現できるわけではないです。

 

お給料が増えるとうれしいですし、それによって家族の生活が困窮しないとか、その分おいしいものを食べることにも使えるわけですから、そういう意味では目標を乗り越えることの意味はありますが、かといって、そのために設定目標を乗り越えようという感じでもないんですよね。

 

まあ、働いていることで、暇すぎる時間を過ごすことはない、という点ではメリットがあるとは思います。

 

大人になった今では子どもに戻りたいですね。

 

 


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