先日もブログに書きましたが、新しいプロジェクトに参画して欲しいと、別部署から依頼がありました。
上長もいまいち内容を分かっていないのは相変わらずですが、恐らくですが、上長は私に仕事を渡した段階で自分の仕事は終わったと思っているのでしょう。
それは今回に限らずで、どうしても自分がやらないといけない仕事以外は振って、後はよろしくの姿勢です。
どこかの部署と調整が必要な案件とかは基本的にパスがきます。
だから、人によっては、上長は仕事をしていないように見えますし、私としても絶対に忙しくないだろうなと思います。
悪気がある人も悪気がない人も、私に対して、上長ってどんな仕事をしているの、と質問してきますが、すごく表面的なことしか答えられませんし、実際に具体的に何をしているのかよく知りません。
周りから見ると、暇そうな人でしょうし、私含めて部下も、もう少し手を動かしてくれたらいいのにと思っていると思います。
誰かに仕事を振れる人はいいですが、そうでない人は全部自分で処理しないといけませんから、暇そうなんだったら振らないで欲しいと思うのはある種、当然です。
組織全体でリソースの効率的な活用をして欲しいということですね。
一方で
その一方で、上長目線に立つと、実はリソースの有効活用をしているとも取れるのですよね。
自分でやる必要のない仕事は誰かにやらせる、というのは、あり得る考え方ですし、むしろ良い働き方だと言えるでしょう。
さらに言えば、上級職の人はむしろ意思決定をするのが仕事ですので、自分は意思決定に全力投球する、というのがあるべき姿なのでしょう。
意思決定をする役割という意味で、私の所属する組織の仕事は全て上長の仕事でもあるのです。
ただ、上級職の役割がもしそうであるならば、ですが、プロジェクト的に動く仕事において、上長はアドバイザーにはなっても意思決定者にはなりませんし、当然、実務に入ってくるということもありません。
署名が必要、という類の仕事は、ある種の意思決定ですが、当然お膳立ては事前にした上での話ですし、難しい意思決定にはなりません。
となると、果たして何の意思決定をしているのだろうか、忙しくないのかな、というのが疑問になるわけです。
周りとの比較
逆に、周りを見るとめちゃくちゃ忙しそうにしている上級職もいます。
それはそれで、部下も大変そうです。
もしかしたら、部下側が必要以上に、上級職の意思決定を仰いでいるのかもしれませんし、結果として、上級職が意思決定に十分な時間を割けない、なんてこともあるかもしれません。
部下側も、私が上長暇そうだなあと思っている一方、自分の上長は忙しすぎるという思いを持っているかもしれません。
となると、どっちもどっちなのかもしれませんね。
意思決定者が忙しすぎるのも問題でしょうし、ちょっと暇があるからと手を動かしてしまうと、今度は手を動かすことに忙殺されるのが常態化するリスクもありますから、割り切って手は一切動かさないという判断もあるのかもしれません。
難しい話ですね。
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