セミリタイアと田舎への移住について


とある自治体が、外部からの移住希望者に対して、当自治体への移住の際の留意すべきこと七か条みたいなのをだして、それを見た人から賛否の意見が出ています。

パッと見ると、要はよそ者はその自治体の価値観を尊重してほしい。

尊重できない人は来ないでほしい、と言うところかと思います。

否の意見としては、そんなことを言うから過疎になるんだ、とか、驕りを感じるという感じです。

都会からの移住者の価値観は無視するのかと。

セミリタイア志願者としては、将来どこに住むのが良いかを考えている中で、田舎暮らしもいいよなあ、なんて思ってはいます。

私の場合は、都会から離れても、いわゆる田舎はないな、とは思っています。

ただ、都会でのストレスある生活に疲れた人の中にも、田舎での暮らしに憧れている人は多いのではないでしょうか。


むしろ親切では?


で、私は、その自治体はむしろ親切なのではないかと思っています。

分かりやすく、移住希望者に対する要望を出しているわけですので。

誰でも移住歓迎!アットホームな自治体です!と募集して、実際には要望が多かった!というのとは違っていて、移住したい人はこういうことを守ってください(守れないなら来ないで)と事前に大っぴらにしてくれているわけです。

その自治体に驕りがないのかと言われると、あるのかもしれませんが、それで移住希望者がいなくても仕方がないと考えているのかもしれません。

移住希望者にとっても、自分がそういう環境を受け入れられるかどうか、事前に判断できるのは大変良いことではないでしょうか。

郷に入りては郷に従え、という格言がありますが、自治体が求めているのはまさにそれです。

都会には都会の良さがあるだろう、でもそれを押し付けないで、その自治体の価値観を尊重してほしい、というだけですよね。

というか、いわゆる田舎ってそういう価値観が普通に残っていると思いますよ。

それが嫌なら、そもそも移住すべきではないとすら思います。


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