10回に1回の法則って聞いたことはありますか?
要は、10回何かをやってみたら、1回は成功する、つまりは9回は失敗するかもしれないということです。
転じて、それくらいの気持ちで仕事しろ、1回でうまく行かなかったからといって、あきらめるな、くよくよするな、ということらしいです。
実際にサラリーマンとして仕事していて、1勝9敗なら全く信用されないと思いますが、言葉のあやというか、大切なのは、いきなり全部がうまく行くわけないだろ、落ち着けってことでしょうね。
そういう姿勢はいいですよね。
言葉を変えると、9連敗しても心を強く持てというのは何気に酷な話かもしれませんが。
失敗してもいい
同じような間違いを毎回していたらどうなんだと思いますが、新しいことや挑戦的なことはそんなに簡単に成功なんてしません。
たとえどれだけ念入りに進めていたとしてもです。
そんなの当たり前で、そんな簡単に成功するなら他の誰かがもうやって成功してますから。
新しいことでもなんでもなくなってますよね。
また、仕事の場合は、途中で修正も可能ですから、成功するまでやり続ければ失敗はないなんて考えもありえるかもしれません。
また、そもそも色々と妥協しないといけないこともありますから、完璧に満足な状況なんて生まれません。
失敗が次の経験に活かせることもありますし。
ただ、そうはいっても、実社会では仕事の失敗ってそんな大目に見てもらえないこともあるんですよ。
特に、平社員の時の失敗はまだしも、上に行くと、失敗するとそれ以上の出世は遅れると思います。
平社員の場合、このままだと失敗するかもな、でも致命傷にならないし、リカバリーもできるだろうから、経験になるかもしれないのでとりあえずやらせてみるか、という場合もあります。
それが上になった時の失敗は、規模も大きければ、会社への負の影響も大きいので仕方ないと言えば仕方ないですが、でも思うんですよね。
その失敗に通じる行動をokしたのは誰ですか?って。
その人達は結局その責任なんてとりませんし、あいつが勝手にやったくらいの考えの場合もあるのではないでしょうか。
それもまあ変な話ですが、そこまでの役職にいったら、自分の後始末は自分でしろってことなのかもしれません。
そうだとしたら、承認プロセスを簡素化すればいいのにと思いますけどね。
それでも失敗してもいい
まあ、そういう失敗をしても、命がなくなるわけではないし、仕事は転職できますし、仕事の失敗がいったいなんだ、くらいの気持ちでいればいい、というのは共感できます。
もちろん、責任感は必要ですけど、自分を追い詰めすぎる必要は無いと思います。
心と体の健康第一です。
昇進を目的としなければいいんじゃないか?それなら失敗しても目的を失うことはない。
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