目的を考えるセミリタイア志願者





仲の良い友人が海外にいて、たまに思い出したようにやり取りをすることがあります。

時差を調整しながら、今では、オンラインで繋がって軽い飲み会をすることもあまり抵抗がないので、そういうことをすることもあります。

友人の話


その友人の会社では、日本からの出張者の対応をすることもそれなりにあるみたいなのですが、それなりの頻度で、何のための出張か分からない出張対応もあると言っていました。

具体的には、〇〇という目的や理由で出張しますの、目的や理由があやふやなことがあったり、あまり重要でなかったり、あるいは目的や理由は一見あるけど、実際の出張中の行動内容が伴っていないとからしいです。

ただ出張したいからしているだけの、出張することが目的になっているのではないかと思うものもあるようです。

聞いた話では、その国に行きたいから、どこを回ればいいかも含めて現地で調整して欲しいという連絡がきて、そもそも何のために来るのか分からない状況で、参加者を尋ねると、役員と若い女性の2名、というようなのもあると。

この場合、ある種、出張目的は明確じゃないかと盛り上がったのはご愛嬌。


何のためかの目的のわからない出張対応ほど大変なものはないので、気持ちはわかります。

目的があればそれに沿っていろいろと案を検討できますが、それがないと白いキャンバスに自由に絵を描けって言われているようなものですから負担も増します。

そんな出張なのに、出張者がそんなだと、なおさらやる気は削がれるでしょうね。

まあ、海外駐在員を旅行代理店だと思っている人は多いですからね。

目的


この友人が合わせて言っていたのは、日本サイドからの要望は、目的がはっきりしないものが多い、ということでした。

私も自省してドキッとしました。

実は上長も同じようなことをよく言っていて、その点は私も素直に聞き入れられるポイントです。

友人曰く、なぜ?の点がはっきりしないまま、とにかくやってください的な要望が多いということでした。

あまり深く考えられていない要望なので、受けた方はかなり大変だと。

海外では特に論理が重視されますが、日本だと確かに勢いとか感情で物事が進むことがありますので、そういう違いもあるのかもしれないですね。

海外でも、案件によっては、上が言っているから、あるいはどうしてもやらなければならないからやる、という進み方もありますので、日本特有とは思いません。

ただし、海外の場合は、はっきりと最初からそう割り切ってやる、という印象があります。

日本だと、みんなそう思っているけどなんだかんだ理屈をつけて、上が言うからじゃないんですよ感を出すので、むしろ変に苦労することがあります。

これは理屈じゃなくて、やらなければならないからやってください、お願いします、って言えたら実はかなり楽なんですけどね。

まあ、そうして進めようとしていることが正しいかどうかはその時々でしょうが、本当にあからさまに間違っていること以外は、やってみたらいいんですよ。

その場合は上の人も腹を括って欲しいですし、方向修正ができるようにもしておかないといけないでしょうね。

上の人も、「私が言うからそうするんではないですよね?」みたいなことを言う人がいるのでややこしいですけど。

しかし、目的が大事というのは確かにその通り。

セミリタイアする目的がなにか、を考えるのも大切です。


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