MBA取得後について その2


さて、2回にわたってお送りしております、MBA取得後の話ですが、実は私はこの時に既に、会社には貢献したいが、仕事の人生になるのは嫌だと強く思うようになっていました。

本来、MBAを取得しようとする人は、キャリアチェンジやキャリアアップを目指してそうします。

つまり、バリバリ働くぞ!という思いを持っています。それが、私は逆の思いを強くした、ということです。

すぐセミリタイアをとまでは行かなかったと思いますが、仕事はほどほど、ストレスなくやるくらいでちょうどいい、定年まで待たずに会社は離れたい、思っていました。

それはMBA時代の経験が影響していますが、それはまた別の機会に。

新しい部署に配属されて、海外の人でやり取りする機会も増えました。

やり取りをするうちに、日本側も海外側を理解できていないし、海外側も日本側を理解できていないことに気づきました。

理解できていないのか、説明していないのかは微妙なところですが。

まあ、数字がいい方に出てたら、気持ちよくやってもらおうか、みたいな感じです。

ただ、日本側からは海外側に対して、あいつらは金や利益しか見ない、海外側は急に依頼をしてきたり、勝手にルールを押し付けてきたりするという不満は強くあったように思います。

どうせすぐ会社辞めるから、短期のことばかりで要求を色々しやがってという声もありました。

それは、そうなんだと思います。

特に米国企業では、短期で結果を出して、それを証明書としてより良い待遇に転職する、というのはよくあるのだと思います。

一応、長い会社人生を基に、中長期目線で考えようとする日本人とは少し違うのかもしれません。

一方で日本側には、海外側から日本に必要以上に口を出して欲しくない、という思いがありました。

ま、それも当然でしょうか。

ビジネス文化の違いによる軋轢を肌で体感をしました。

もう少し相互理解が進めば、軋轢も和らぐのですが、違うところはどこまで行っても違います。

相手に理解してもらおうと色々説明していたら、ある日突然、その相手が転職するということがそれなりの機会であるのです。

そんなものですが、心情的には日本側は不満を持ちますよね。

受け入れるしかないですが、気持ちはわかります。




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