今でこそセミリタイアを目指す私ですが、仕事に燃えていた時代もありました。
あるとき、上司と後輩と私で打合せか食事をしていた時、その上司が言っていたことで、「お前らがもし自分がプロでないと思っているなら仕事はやめろ。お金をもらっている以上、自分はプロであるという意識を持て」と言っていました。
まあ、いいことは言っていると思います。
私はまだおこがましくて思えませんけれどもね。。。
もし、自信をもって「私はプロです」といえる人は素晴らしいと思います。
そういう人がたくさんいることも知っています。
プロになった後も大変
ただし、たとえプロになっても、会社はそれだけでは許してくれません。
これはつらい。
そして、私の趣味であるプロ野球選手を見ているとより一層、本当のプロってすごいよなと思います。
会社員の方が間違いなく楽ですよね。
まずそもそも、プロ野球に入る人ってそれだけでドラフト何位だろうが、育成だろうが、化け物なんですよね。
その化け物がしのぎを削る世界で生き残っていくための努力をしないといけないわけです。
例えば、送りバントも決められないのか、なんてファンから馬鹿にされる選手も、たぶん、プロに入る前はチームの主軸打者としてぼかすか打っていたわけです。
送りバントなんて命じられる機会もほとんどなかったんじゃないですかね?
それが、時速150Km近くで向かってきて、さらに変化をするボールをバットに当てて、コースを狙って、勢いを殺して転がすバントをしろ、なんて言われるわけです。
それができないと、試合に使ってもらえません。
アマでは気持ちよく、ぼかすか打っていた人が、プロに入って生き残るためにはバントも練習しなければならない。
練習しなくても別にいいですが、それで試合に出れなければ容赦なくクビが待っています。
私はほかのスポーツのことはそんなに詳しくないですが、どこの世界のプロスポーツ選手もそんなものでしょう。
成功すれば大金をもらえますけれど、そこに至るまでの道のりは決して容易なものではありません。
プロでなくてもいいんだけれどもな



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