久しぶりの更新



仕事で非常にバタついておりまして、海外出張もありつつでブログの更新もなかなか思うようにいきませんでした。

 

忙しいのは悪いことではないのですが、移動あり、打合せあり、会食ありと自分の時間がなかなか持てないのは気分的には少し余裕がなくなってしまいますね。

 

バタバタしていたのは、新しいプロジェクトが始まるということで、その事前の資料準備やら根回しやらをしているのと同時並行的に、過去のプロジェクト案件関連でのヘルプ対応などもあったことが要因です。

 

私の業務内容としては基本的に自分で最初から最後までなにかをやり切る、というよりかは、どこかの組織が抱えている課題の解決にむけての提案ということが多くて、途中からは私の手を離れてしまい、実際にその提案がどこまで運用されているのかというところが見えなくなってしまうことがあります。

 

提案そのものが完璧であることは少ないでしょうし、実際の運営下において何かしらの不具合が出てしまうということはありまして、それについての 再提案をすることもあります。

 

時に、運営の仕方そのものに問題があるということもあります。

 

自分にとって一番いいのは、その運営・運用プロセスそのものに私が積極関与するということなのですが、いかんせんその責任自体は担当部署が負っているものですから、私がでしゃばる権限もなければ、でしゃばりすぎるのはよくないというのが正直なところとしてあります。

 

自分にとって一番いいことと他の人にとって一番いいことは決して一緒とは限りません。




思いと姿勢



 

ただそうはいっても、組織的には良くないことであるかもしれませんが、個人的にはスムースに運用が行われるようになるまではなるべく目をかけていたいとは思っていまして、もしも自分が力になれるのであればいつでも協力をしようという姿勢でいます。

 

先ほども言ったように、その姿勢が強すぎるとでしゃばっているというネガティブな評価を受けることにもなりかねませんので、その強弱のバランスのようなものは非常に難しいと思うのが正直なところですが、あくまでも困ったことがあればいつでも言ってほしい、あなたたちのためにサポートするのはいつでも歓迎だという姿勢をどこまで理解してもらえるか、というのがカギになってきます。

 

私自身はあくまでも部外者で、権限もなければ責任もないのですから、その部外者に対して自発的に何かしらの協力を求めてくれるようになるようになるためには、まずもって私自身は決して敵ではないということ、むしろ味方であったり相手側に利益を与えてくれたりする存在であることを何とか理解してもらう必要があります。

 

とはいえ、私自身もそうですが、伝えられ方や態度によっては、たとえどれだけ有用なアドバイスであっても叱責と受け取られることがありますし、特に海外の人には、アドバイスですら自分の業務領域を侵食してくる人間だと受け取られる可能性があり、そうなると私の存在は敵として認識されかねません。

 

究極的には、自分が正しいと思うのであれば例え敵と思われたとしても構わないという態度で臨むという方法もあるとは思いますが、それは自分としてはあまりとりたくない態度ではありますし、そもそも権限がないとそんな態度を取ったところで何の意味もないでしょう。

 

また、仮にそういう態度を取ることが短期的には正解だったとしても、ずっと私が運営に関わり続けることは不可能なわけですから、どこかで誰かにバトンタッチをしなければならず、その際に結局運営方法が元に戻ってしまう、ということになりかねませんので、長期的な持続性という意味ではやはり実際の運営に関わる組織や人に納得してもらった上で進めるのが最善であろうと思っています。 




難しいですけどね


 


ただ、言うは易し、行なうは難しで、これは非常に難しい試みであることはよく知っています。

 

人間関係がある程度あったとしても難しいことですし、それがない中では極めて困難であることです。

 

でも最終的にはその人間関係があるか、ないかで、相手への説得度が変わってくるのは間違いないと思っています。

 

なぜなら、人間関係が良好であるということはすなわち、少なくともこの人は自分の敵ではないと思ってもらえているということだと思うからです。

 

そして、その人間関係を良好なものにしていくためには、何よりも自分自身が相手に歩み寄り、敵ではないこと、さらに一歩進んで味方であることを伝えていく必要があると感じています。

 

周りを見ていると、人間関係の大切さを理解しながらも、相手から歩み寄ってくれるのをただ待っている人もいれば、なぜか不必要に敵を作ってしまう人もいます。

 

私自身も決してうまくそういうことができているわけではないですし、相手から歩み寄ってくれた方が圧倒的に楽なのでそうしてほしいのが本音ではありますが、意外とみんな自分から歩み寄ろうとしないんだよなと思う今日この頃でもあります。

 


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