オンライン環境の浸透と人間関係




コロナ禍になり、オンライン会議が容易にできるようになりました。

 

ビデオ会議システムは以前からもありましたが、機器を使用しなければいけないために、使用できる部屋が決まっているとか、あまり使用者が詳しくないために設定サポートが必要とか、今のデスクトップ上のアプリから簡単にアクセス、というよりは難易度が高かったと記憶しています。

 

そうやってどこからでも働けるようになったというのはいいことだと思いますが、やはりなんだかんだで実際に顔を合わせた方が人間関係は確実に深まる、と私は思います。



古い価値化かもしれないが

 

なんとなく、人となりを知れるのは対面ならではないかと思いますし、ちょっとした相談や世間話をする機会が増えやすいのは対面だと思います。

 

もしかしたら、デジタルに慣れている世代ではネットの中で人間関係を築いていくのが普通で簡単なこととなっているかもしれませんし、それは私にも分かりません。

 

私が古い人間なのかも知れませんが、それでもネットだけでは人間関係を深めていくのは難しいと感じます。

 

ただ、その対面機会があったとしても、そこでどういう態度を取るかが全てということも間違いありません。



ある事例



例えば、10年くらい前にある日本人のブログで読んだのですが、その人は海外にいた際、定期的に開かれる飲み会には必ず参加していたそうです。

 

その人は英語での世間話には語学力の低さからついていけなかったそうなのですが、必ず会には参加して、楽しそうに振る舞うことで、自分はみんなと仲良くしたいんだということを示そうとしていたらしいです。

 

これは極端な例かもしれませんが、そういうやり方も一つあるのかもしれないと当時から頭に残っています。

 

態度で示そうよ、ってやつですね。

 

ただ、これは実は重要だと思います。

 

結局のところ、自分と仲良くしたいと思ってくれる人の方が、そう思っていない人よりかは近づきやすいですし、自分も仲良くしたいと思うのは自然ですよね。

 

また、気をつけないければならないのは、損得勘定のある仲良くしたいという気持ちは結構見抜かれます。

 

あ、この人は今自分に営業をかけてきているぞと思ったら、それだけでこちら側は一歩引くことがあると思いますので、自分が逆の立場に立ったら相手がそう思うということです。


 

コミュニケーションは難しい



ネット環境だと、そもそもボディランゲージなどがやりにくい、身体的距離感は使えない、など、ただでさえ自分の思惑が伝えづらいというのがありますので、自分が仲良くしたいという思いもなかなか伝わりづらいでしょうし、そのために変な誤解も生みやすいということもあるのかなと思います。

 

メールでやり取りをするのと、会話でやり取りするので、どちらがより誤解を生みやすいか、を考えるとわかりやすいと思います。

 

だからこそ、対面でない場合のコミュニケーションはより注意を払って行なう必要がありますが、対面でのコミュニケーション機会が減っているのだとすれば、その対面でのコミュニケーション機会をより大切にすることで、人間関係をうまく構築しないといけないなと思っています。

 

 

 


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1 件のコメント:

  1. 別に仲良くなりたいとかなくて意見をいいたいだけだけどな

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