ジョークとご時世



挨拶とスカートは短い方がいいという発言をした、とある市長が、批判を受けて謝罪しました。


まあ、批判されるだろうことは理解できますし、このご時世にこういう発言したセンスとしてはいまいちなのでしょう。


しかしながら、長年使われてきたジョークでもありますし、この市長がその場で真剣にそんなことを思っている、と考える人もいないでしょう。


いや、むしろ、世の中の多くの男性は、挨拶もスカートも短い方がいいとは思っているはずです。


さらに言えば、別に全ての女性のスカートが短くあって欲しいとは思っていないはずです。


だから、真面目に考えると、スカートが短ければいい、という風には実は男性は思ってないはずです。


まあそんなことを言うと、それはそれで批判の的なんでしょうけど、市長がその点は間違っていたと謝罪会見したら、おもしろかったのになあと思います。


100%炎上して、辞任にまで追い込まれるかもしれませんが。




男女関係ないけど




某男性アイドル事務所の騒動に対する一部の女性の反応を見ていると、女性だって男性を性的に見て、その需給が成り立っているじゃないかと思いますし、それに比べたらこの市長の発言は本当にただのジョークです。


世の中は変化していますので、許容される発言が変化していくのは当然です。


とある社会人向けの勉強会を開催している講師の人と話す機会がありましたが、その方は、数年前と今とでは、あるカテゴリーの発言に対する受講者の受け止めに変化がでてきており、国籍や性別に関する軽口には気をつけなくてはならなくなってきたとおっしゃっていました。


いわゆるブラックジョークに対しても批判的な対応を受けるようになっており、気をつけなければならない、もめたこともある、ということで、今回のとある市長の発言にも通じるところがあります。


このご時世ですので、センスの無い発言はするなというのが正しいのでしょうが、なんだかんだでブラックジョークやゴシップはみんな好きでしょうし、あまりに制約がかかりすぎると、ちょっとつまらない世の中にはなりますよね。


ブラックジョークも含めて、笑い合えるのがいいのではないかと思いますが、傷つきますと言われると、やめとこうか、となるのは仕方がないことではありますが。

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