なぜセミリタイアがしたいのか






私は別に、FIREがしたいのではありません。

あくまでも、セミリタイアがしたいのです。

つまり、今後に全く働かなくなることは想像しておらず、働きたいとは思っています。

ただ、その働き方について、もう少し肉体的、精神的に余裕があるようにしたい、と思っています。

その理由は以下のものです。

肉体的、精神的ストレスからの解放

まずはこれです。

仕事の都合上、朝7時からオンライン会議をしたと思ったら、深夜0時からもオンライン会議が入るとか、そのための資料作成に追われ続けるとか、土日も働くとか、確実に肉体的にきついです。

さらに、上からのプレッシャー中心に人間関係でもストレスを受け続ける日々となると、なかなか精神的にもきついです。

それなりの給料はもらっていますが、朝起きて吐き気を催したり、会社でもたまにそうなったりと、身体にとって決して良いことをしているとは思えません。

生活の時間的余裕の確保

今は、常に仕事に追われています。

あれはどうなった、これはどうなったを常に考えていて、土日も不安になることがあるし、ちょっと一息ついて休暇を楽しむなんてこともなかなかできません。

お金をもらえても、それを使って人生を豊かにすることがなかなかできないのです。

例えば、私は30歳前半で一時期、いろんなところに旅行したことがありました。

その時は、お金はないけど、比較的時間がありました。

その時にこう思ったのです。

世界は広くて、自分が知らないことがたくさんある、仕事だけで人生が終わるのは絶対に良くない、もったいない。

それが今や、心配性なのも手伝って、仕事ばかりの人生です。

まあ、旅行するにはお金がかる、というのは真実ですけどね。

私はホステル的なところに泊まるのも厭いませんが、家族のことを考えるとそれなりに安全なホテルに泊らないといけませんし、交通費も一家分かかるので、ひとり旅とは事情が異なります。

そのほかにも、もう少し趣味を楽しむ時間や家族と過ごす時間も欲しいなと思います。

社会との接点確保

FIREではなく、セミリタイアを目指すのは、社会との接点を確保するためです。

いきなり社会との接点がなくなると、社会性が失われていくのではないかとか、自分の存在が認められないことに不安を抱くのではないかと思います。

なんだかんだで、仕事をすることが自分の存在意義を保ってくれているのではないかと思い、仕事は続けたいと思います。

加えて、仕事はすることで、ある程度のキャッシュインの手段も確保しておきたいと思っています。

ずっと家の中にいるのも気が滅入る気がしますので、外に出るのはいいことだと思います。

結論として

私の場合、目的達成のために決して今の会社を辞めることだけが唯一の手段ではありません。

部署異動も一つの手段だと思います。

ただ、会社から見て前向きな異動希望ではありませんので、どこまで上手く理由を作って会社に伝えられるかも大事です。




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