セミリタイアしたい人が、若手への処遇を語る




自分自身がセミリタイアを目指す身になると、自然と意識がそうなるので、周りと話していてもそういう意識を持っての会話になります。直接には言いませんけれども。

すると、中には今の仕事が楽しくて仕方ない、一生やっていたいいう人もいますし、今の仕事に不満があって変わりたいという人、あるいは、私のようなダークサイドに来て、セミリタイアしたいという人もいます。

あえて私がセミリタイアをダークサイドと表現するのは、世間一般に見て、やはりまだ保守本流ではないということと、ある種の責任放棄のように捉えられることもあるからです。

社会一般の認識

まあ、社会全体のためを思えば、バリバリ働いて消費して、かつ、社会のために貢献するのが、社会にとっては良いと思います。

セミリタイアはどうしても、自分だけの幸せを求めてしまっているように思われています。

自分の幸せのためだけに行動すると、時には他人にかける迷惑を考慮しないことにつながりますし、なんなら自分自身を破滅に追いやることになるかもしれません。

自分さえ良ければ良いという考えが否定されるのは、それが社会全体にマイナス影響を与えるだけではなく、ひいては自分にも跳ね返ってくるからではないのかと思います。

一方で、自分が楽しければ、他人にやさしくなれたり、余裕を持って過ごすことができますので、社会にとって完全にダメなことだとは思いませんし、セミリタイアが自分の幸せだけを求めている生き方だとも思いませんけれども。

今の仕事が楽しい人へ

今が仕事が楽しい人は、とにかくそのままにいてほしいと思います。

とりあえず、それが社会全体の幸せをもたらすと思うからです。

自分が幸せでないと他人を幸せにはできません。

これは十分条件ではありませんが、必要条件だと思います。

今の仕事の環境を変えたい人へ

今の仕事の環境を変えたい人は、とにかく頑張って変わってほしいと思います。

変わることで、今が楽しくなるなら、やはりこれは個人だけではなく、社会全体にとっていい影響をもたらすと思います。

私には会社の人事権はなにもありませんが、届けこの思い、という心境です。

少なくとも、やる気はあるんだけど環境が、、、という人であれば、環境さえ変えられればより生き生きするのではないでしょうか。

本来、会社の人事異動は適材適所の人材配置で会社の成長を狙うものでありますので、これは人事部の仕事ではあります。

しかし、あまりそういう考え方を、少なくとも弊社の人事部がしているようには思えません。

なぜ人事部はそれがわからないのでしょうか。

まあ、別に従業員のことをひとりひとり把握しているわけではないからな、というのは独り言です。

理想を言えば、把握しているか、把握するようにしているかが望ましいと思いますが、まあそればかりやっているわけでもないでしょうからね。

社員側も人事部に心を開いて正直に全部話すかというと、そうしないのではないかと思います。

であれば、上司や部署で人事権を持っている人がせめて彼らの声に耳を傾けて、必要とあらば人事部にかけあわないといけません。

人事異動をしたいという声を常に受け入れる必要はありませんし、時にはふざけたことを言っている人もいると思いますが、もしもそれが彼らのためになると思うのであれば、彼らの能力を生かすためにも、仕事の環境を変えてあげるというのは大切なことだと思います。

なんだか若手の人と話していて、やる気がある人にはもっとチャンスをあげたらいいのにな、と思いました。

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