とある公益社団法人が企画した婚活イベントが炎上しているようです。
チラシに書かれてある文言に、子どもを産むことが大切であるというようなものが入っているとか、参加者男性の年収に制限をかけているとか、シングルマザーを対象にしているので、子ども目的の男性が参加するのではないかとか、そういう批判の声があるようです。
まあ少し配慮は足りないのかなという気もしますが、正直、そこまで目くじらを立てて批判をするようなことなのかなとも思います。
とあるお見合いバラエティーでは、あまりに参加希望者が多かったから、顔写真やプロフィールを基に、会ってみたい人を絞るみたいなことをやっていましたが、それに対して別に批判の声はなかったと思います。
いやいや、出会いの場を設けるんだったら、お見合い期間を長くしてでも全員呼んであげればいいのにという批判があってもおかしくはないと思いますけれどもね。
批判が機会を奪う?
例えば、そういう批判をすることによって、シングルマザーの方の出会いの機会を奪ってやいやしないのか、とも思います。
他の条件はほぼ同じとして、子どもがいる女性と子どもがいない女性で、どちらと結婚したいですかと問われれば、後者と答える人が多数ではないかと思います。
だから、何の条件付けもされていない土俵に両者がのると、前者が不利なのですし、それを多くの人は暗黙の了解として理解しているはずです。
であれば、シングルマザーという条件で縛ってあげた方が、彼女たちがパートナーを見つけられる可能性は高くなるはずですので、それは彼女たちにとってはプラスのはずです。
子ども目的の男性が参加するという可能性は確かにあるでしょうが、そんな条件でスクリーニングして怪しい人を排除するなんてできないですよ。
普通の合コンや街コンに既婚者が参加することすら、それを知らなければ我々は防げないではないですか。
スクリーニングは悪か?
また、年収に制限をかけることで一部の人を排除しようとしているという主張は分かりますが、それってただの参加資格に過ぎないのであって、じゃあ参加資格を設けているイベントは全て問題があるイベントなのか、とか思います。
もちろん、参加は強制ではありませんし、嫌だったら参加しなければいいだけで、そもそもその意思決定の権利は個々人が皆持っています。
自分はシングルマザーと結婚したいけど、年収が条件に届かないから参加できない、という人もいるかもしれませんが、それなら主催者に許可を取った上で、会場外で待ち受けて、自己アピールすればいいのです。
いや、そこまで強い思いを持っているのであれば、主催者に言えば参加させてもらえるかもしれません。
最終的に選ばれるかどうかは、選んでくれる相手がいるかどうかですから、やる気があるならまずはやる気を見せればいいのです。
パンフレットに記載されている文言に問題があるという批判もあるようですが、まあ確かに良く分からない文章ではあるものの、そのためにイベントそのものに批判を浴びせる類のものではないのではないかと思います。
むしろ、そんな批判をしていて、結構みんな余裕がないのかなと心配になりますね。
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