とあるプロ野球選手が犯罪行為ともとれる行為をした、というニュースを目にしました。
誰が正しいことを言っているのか、何が真実なのか、それが分かりませんので正確な判断はできませんが、いずれにせよ、所属球団が処分めいたことをしているのを見るに、まったく根も葉もないデマというわけではなさそうだなという気はします。
プロ野球選手だからというわけではなく、そもそも一般社会にもクスリに手を出したり、違法賭博に手を出したり、犯罪に手を染めたりという人は存在します。
ある母集団の中で、そういうことをしてしまう人が一定数いるというのは、不思議でも何でもないことなのかもしれません。
国民の代表であるはずの政治家や高級官僚の中にだって、色々としでかしてしまう人はいるわけです。
学もあれば、育ちもいいであろう人の中にだって、道を踏み外してしまう人が出るわけです。
もちろんプロ野球選手に限った話では決してないですが、少なくともプロ野球選手の場合、その選手を応援しているファンというのがいるわけです。
残念なポイント
ファンが勝手に応援していると言われればそうなのですが、まるで自分のことのように、活躍したら喜び、ミスをしたら悲しみ、グッズを買い、応援歌を歌うというようなファンの存在は、プロ野球選手にとってやはりすごくありがたいものではないかと思います。
つい先日、汚い野次を飛ばす人もいるという内容のブログを書きましたが、そういうファンも確かにいますけれども。
小学校の運動会なんかでも応援団というものが結成されて、自分たちのチームを応援する、ということがあると思います。
冷静に考えると、自分に関係のない赤の他人を応援するということは奇妙なものかもしれませんし、それによって何かしら経済的便益を受けるわけでもないでしょうし、不思議な行動かもしれませんが、それでも、我々自身も誰かに応援されるとすごく勇気をもらえたり、感謝の気持ちが芽生えたりするのではないでしょうか。
あくまでもファンが勝手に応援しているだけだと私は思っていますので、そんなファンを裏切る行為はけしからん、とまで言ってしまうのは違和感があります。
苦境に応援してくれるファン
ただ、ファンというのは、調子がいいときや勝っているときだけではなくて、調子が悪いときやも負けているとき、苦しいときにも信じて応援してくれるものです。
特に苦しい時こそ、応援にはありがたみを感じるものですし、むしろ応援というのは苦しい状況にいる人にこそ必要なものだと思います。
渦中にいるプロ野球選手はそういう意味では、今苦しい状況にいるのでしょう。
しかしそんな中でそれを応援してくれるファンがほぼいない、という状況をつくったことは、正直もったいないと思ってしまいます。
普段から応援してくれる多くのファンを通して、世の中に良い影響をたくさん与えることもできたであろうになあと思ってしまうのです。
苦しい時に歯を食いしばって頑張っている姿を見て、よし、自分も頑張ろう、と思うファンだっているわけで、そういう勇気を与えられる存在だと思うのです。
実際問題、何が真実なのかはまだわかりませんが、プロ野球選手として素晴らしい選手であることは誰もが認めるところだと思いますし、まずは誠意のある対応をしてほしいなと思います。
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