Z世代はどんな世代なのか




Z世代と呼ばれる世代の人達が徐々に学生から社会人になり始めます。

デジタルネイティブであるとか、共感を大切にしているとか、はたまた昨今のSNSで拡散される問題行動とか、好きなことをして稼ぎたいとか、緩すぎる会社には魅力を感じないとか、確かに従来の世代に比べて、何かしら価値観は違うでしょうし、生きている時代が違えばそれは当然ですが、必要以上に構えることもないのではないかと思います。


世代の括りわけ


我々の世代や、その後のゆとり世代とか、いろいろな括り方でカテゴリー分けされまして、先ほども言ったように確かに他の世代との相違点や、世代の中での類似点はあると思いますが、だからといって、人間の持つ人間性の性質は変わらないと思います。

例えば、我々の世代も色々と凶悪事件を起こしてきましたし、その原因はテレビゲームではないかなんて言われたことも昔はありました。

でも、未だに、テレビゲームの割合は減ったのかもしれませんが、ゲームに没頭する人は今の時代にもいますし、ならその人たちがみんな凶悪な事件の犯罪者予備軍かと言われるとそうではありません。

いつの時代だって、若者は歳上の世代に反抗しがちですし、歳上の世代は最近の若者はと批判しがちなのだと思います。

それで色々と理由をつけて、あるいは調査結果を取り出してきて、世代ごとの色分けをしがちです。

それが役に立つことは確かにあるでしょう。

例えば、マーケティングをする上で、どういうメディアに接しているのかとかを知ることは広告を出す上で重要ですし、あきらかな違いもあるでしょうから。

若い人はすでにFacebookは使っていませんよとか、マッチングアプリを使用することに抵抗のない若い人が増えていますよとか、有用な情報はあると思います。


変わるのは世代ではなく時代


ただ、あらゆる世代の人がそんなふうに一括りにされるのを嫌がるように、完全に一括りには絶対にできません。

また、その世代がではなく、時代そのものが変わっているのですから、ある世代に合わせるのではなく、自らが時代に合わせることも求められているのでしょう。

私なんかはそういうのは面倒臭いと思いますけどね。

それでも、世代とか関係なく不変な本質部分は確実にあって、例えば、人に親切にしましょうとか、みんな仲良くしましょう、なんて価値観は絶対に変わりません。

この世代はこんな特徴がありますから気をつけましょう、なんて人事コンサルの説明は確かにアドバイスとして大切かもしれませんが、大切なのは、本当にそうかをどこまで見極められるか、また最後は個性を見ながらどこまで対応できるか、な気がしますけどね。


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