平和なニュース
例えばですが、ふとした瞬間に目にするネット記事で、Kinki Kid’sの堂本光一さんが10年もの間恋人がいたというニュースに対して、もしも堂本さんが結婚したらファンをやめると公言しているファンの声があるということが紹介されているのを目にした時です。
堂本光一さんと言えば、私が中学生とかそれくらいに一気に有名になって、それからずっと一線で活躍されている方で、単純にすごいなと思います。
プライベートなんてあってないようなものでしょうから、いくらお金と引き換えと言っても、大変な仕事ですよね。
私にはそういう推しのアイドルというのがいませんので、何とも気持ちは計り知れないというものがありますが、アイドルファンの中には、そういう目でアイドルを見ている人もいるのだなということがわかります。
多分別に、自分がそのアイドルと付き合えるとか、結婚できるとかは思っていないのだとは思います。
それが証拠に、恐らくそのファンの人も、私生活で誰かと付き合ったり結婚したりしているなんてことはあるでしょう。
いや、もしかしたらそういうことをせずに、自分がいつかと思って、真剣にアイドルの追っかけをしているのかもしれませんが。
ただ、アイドルである以上は夢を見せてほしい、自分だけの王子様にならなかったとしても、みんなの王子様であり続けてほしい、そういうことなのかなと思います。
南極大陸みたいなものでしょうか。違うか。。。
そして、そういう人にとっては、そのアイドルこそが人生を豊かにしてくれる存在であり、もしかしたら生きる目標であるのかもしれません。
もしかしたら、自分の人生に彩を与えてくれる何か、が突然失われるというような感覚に襲われるのかもしれません。
人生の喪失感
そう考えると、もしも自分が同じような状況に置かれたときに、大変喪失感を感じるだろうと思います。
私からしたら、そんな風に思えるなんて、平和だなあと感じる出来事にすぎませんが、当人にすれば世界の変換期にすら思えることなのかもしれませんし、事の重大さは私の想像を超えることなのかもしれません。
そう考えると、これはあくまでも価値観の違いによるもので、その価値観を尊重すべきであれば、私には理解はできないが尊重しなければならないことなのでしょう。
私がセミリタイアしたいのも結局はそういう価値観を持っているからで、皆が皆その価値観を共有しているのかと言われると違うでしょうからね。


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