なぜ最近、セミリタイアという言葉が流行っているのでしょうか?
調べていないですが、過去からの経緯で、ずっと一定の市民権があった概念なのでしょうか?
それとも、最近になって広まった概念なのでしょうか?
私は後者だと思っています。少なくとも日本では。
なぜセミリタイアが市民権を得たのか?
まず、そもそも昭和や平成の時代はお国のため、社会のために国民が頑張る意識が強い時代だったのではないでしょうか?
ある種、時代もいけいけどんどんで、成長こそが是とされた時代。楽をするなんてとんてもない。さらに頑張ればその分、報われたのかもしれません。
次に、以前はコミュニケーション手段が未発達で、意外と普段から気を抜くことができたのではないでしょうか?
携帯電話がない時代は、営業で会社を出てしまえは、あとは会社からは得意先に電話して確認するしか、本人の足取りをつかめないような時代。さらに得意先さんも気を利かして、「さっきまできてましたよ」なんて言ってくれる様な時代だったようです。
それが今や、携帯電話でも会社のメールが見れてしまい、返信しないと後で怒られるような時代です。。気が抜けません。ストレスが常につきまとってきます。
個人的なことですが、私がメールの宛先の人が休みであることを知った上で、メールを送ったこと(返信は求めていない)に対して、C Cに入っていた人から怒られたことがあります。
少なくとも、普段成果を出している人にはそういうことをしてはいけないと。
その時はそんなものかと思いました。
今、その怒った人が私の上司になり、私が休みを取ることも知っているのに、メールがきます。
と、いうことは、私は成果を出しているとは評価されていないのでしょうかね。。ま、そうかもな。それは、しかたがない。
究極は楽したいんだよね?
頑張ることを求められること、そしてずっと緊張しっぱなしを求められること、これらに違和感を持った人が、ほんとうはもっと楽したいんだと、セミリタイアにも飛びついているような気がします。
別に本気でセミリタイアをしたいかどうかは関係なく、ただ、もう少し楽をしたい、ほっとしたい、そんな人が増えているのではないでしょうか?
私はそんな1人です!



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